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焼酎考(芋)

 中途半端な《凝り性》を自認する私。
鹿児島に釣り(物見遊山)に行くうちに、芋焼酎にハマって(凝って)しまって・・・・・。
友人に送ったのも含めると、ここ4~5年で60銘柄以上80本は買っている。

 私が焼酎なるものを生まれて初めて口にしたのは13歳のころ。
父親がうまそうに飲んでいる液体に興味を示し、家族の留守中に台所の高い窓をよじ登って、高い棚に置いてある焼酎を一口頂戴した次第。

 なんと!口から火が出るのでは!!!というような衝撃・・・・・。
二度と興味を示さないままでした(極々当たり前のお話ですね^^;)。

 都会でのバーテン時代は、粋がってスコッチウイスキーのジョニ黒を舐めたりしていたが、Uターンしてビール関係の会社に就職してからはもっぱらビール。
 普段はキリンラガービール、クリスマスだけはマインブロイと洒落て・・・・。
 
 その後、高知や隠岐の島などに釣りに行っては、酔鯨や隠岐誉などの地酒にはまって楽しんでいた。



 次に焼酎を口にしたのは、1985年鴨谷師のお供で甑島に行ったとき、当時の島焼酎《青潮》を(現在は島外、九州本土で引き継いでいる、多分今飲むと旨い!と思うことでしょう)。
それもストレートで飲んだので、人生二度目の焼酎も、その時の私にはそこまで旨いと感じるものではなかった・・・・。

 三度目・・・・・・、師や友と釣り歩いた鹿児島(甑島)を懐かしみ、2012年に南九州を一周した時のこと。
 鹿児島県南さつま市の、元会社の同僚宅にお参りに伺ったとき、ご家族の方から《一どん》をいただいた。
 そして、下甑島の長浜にある民宿『』さんで同宿になった、当時薩摩川内市役所の課長さんから《柳山高柳》をいただき、その二つの旨い焼酎と出会ってその美味しさに覚醒したのです。



(一どんはハガキでの抽選しか入手方法はない、柳山高柳は酒販店にはないので、直接申込みをするような・・・・。)  



 ネットや量販店では、森伊蔵は3万円くらい、村尾は一万5千円くらい、一どんは8千円くらいで売られているが、私は定価か適正価格でしか買わない。
 幸いなことに、定価では絶対に手に入らない森伊蔵と村尾、伊佐美、侍士の門は前述の課長さんからいただき、定価or適正価格でしか手を出さない!というその高邁な?主義は今に保たれています。



 侍士の門や伊佐美もプレミア価格や、他の焼酎と抱き合わせで売られてます。



(さつま町の定価販売のお店で購入した焼酎の数々)



(これらも上記のお店で購入)



(左端の萬膳真鶴は一年一回の販売で、入手困難)







(鹿児島市内の定価販売店で購入した焼酎、佐藤の黒などは6千円くらいで売られているがここでは定価)





(福岡市の定価販売店で購入した川越など、尽空、白楽はまだ飲んでいません)

 以上、60種類以上の銘柄を爆買いして味わってみました。

 嗜好品なのでなんとも言えませんが、入荷さえあれば定価で購入できる(安定的に供給できる)焼酎では、私個人の好みは《川越》と《櫻井》でしょうか・・・・・・、これはあくまで私個人の嗜好ですので、目くじらを立てないでご覧ください。

 その次と言えば《安田》《六代目百合》《田倉》《なかむら》
 これらの合間に、たまに味わいたくなる定価で買えるのは《磨千貫薄にごり》《夢鏡35°》《野海棠》《杜氏潤平》

 入手のやや困難品では、《柳山高柳》《萬膳真鶴》と《八幡》。
その次に《佐藤黒》
  
 さらに、入手困難品では《一どん》が旨い!

 他に印象深い味は、《侍士の門》《相良十代目》《薩摩茶屋》《薩摩の薫》《萬膳》《晴耕雨讀》

 定価では絶対と言って手に入らないものは《村尾》《森伊蔵》《魔王》、これらは旨いけど、1万円以上出すほどでもないので、みんなが欲しがらなければ価格は落ち着くのでは。

 以前、複数の焼酎好きな方に森伊蔵と定価で購入できる焼酎を、名前を伏せて飲んでもらいましたが、ふたりとも当たりませんでした・・・・・・。

 最後にもう一度・・・・・、どの蔵も心血を注いで育て上げ、自信をもって世に送り出しているのです。
 あくまでも私個人の短期間での感想です。



















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2017/10/12 06:44 | お酒にまつわる話

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