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竿納めの儀
 先日、あと一回はどこかに釣りに・・・・・・と書きましたが、あまりの寒さについつい布団から抜け出せず・・・・。
 今日は行くぞ!!と、用意はしていましたが、二度寝・三度寝ののち時計を見ると6時20分・・・・・・、まぁいいかでもう一眠りしてしまいました。

 そうだ!!タックルを洗おう!!
 
 一昔前までは、少し手入れを怠るとリールの表面は塩を吹いたようになり、塗装を押し上げて白い粉のような錆が出ていた。
 しかし最近のリールの材質はたいしたもので、私のようにまったく釣りから帰っても水を流すどころか拭きもせず、車に積んだままでもまったく大丈夫!!
 私は照れ隠しに「タックルの耐久テストをしている!」と言っている。

 しかし、今年もあと二日・・・・・・、一年ぶりの汚れを落とすことにしょう・・・・、と洗い始めた写真がこれ

(私らしい大雑把な洗い方、湯船に入れてまとめて湯を掛けている。ただし、洗剤をつけて一本一本洗いましたよ)

 振り出しは延ばして干す時には気をつけたい!
水に濡れた竿は、ゆっくり引っ張ったつもりでも、潤滑油を使用したような感じで出てしまい、固着現象になり入らなくなってしまう。
 よっぽど気をつけても抜けすぎになって、固着してしまうことがある。
こんな時に重宝するのが(株)ファジーの『固着返し』、定価でも600円くらいなので、一つ手元に置いておくといいでしょう。


 11月に広島市南区の似島で開催された『家族初心者投げ釣り大会』での一コマ、釣り開始を待ちきれない子供が、振り出し竿を上段に構え、「えいや!」とやってしまった。
 当然、竿は勢いよく振られたせいで各節は出きった状態、つまり固着状態になってしまった。
 当日一緒に行った講師の人が二人でなんとかしようと頑張っていたが、人の手ではまったくびくともせず、お手上げ状態。
 私は、「確か車に固着返しがあった筈・・・」と駐車場に行き車の中を見ると、運良く固着返しが入っていた。
 それを持ち出し、半分あきらめ気味な親子のところに行き、固着返しで2カ所の固着部分をねじってゆるめた。
 それを見ていた親子と、一緒に行った講師の何人かは、まるで魔法を見ているような目つきでその固着返しを見ていた。

 玉網などを使う場合、抜けすぎで固着になることもあります。ぜひ一枚をリュックかベストのポケットに忍ばせておいて下さい。
 きっとお役に立つときがあると思います。

 固着返しの説明が長くなりましたが、こうしてマスタライズキス、トーナメントサーフ、スカイサーフ、キャスティズム、キャスティズムTのロッドに、トーナメントサーフZ45、トーナメントサーフ35、トーナメントISO4500、キャスティズムQD、アオリマチックフロロをきれいに洗って拭きました(一年ぶり)。
 
 大切な『楽釣』の額の前に並べて写真を撮っていると、愛犬ぷりんが不思議そうな顔をして出てきました。(私がタックルを洗うのが珍しいのか?)
 私の大切な三種(タックル・愛犬ぷりん・楽釣の額)勢揃いです。
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2009/12/30 20:31 | ぷりん登場

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