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食用キノコ・・・、のち毒キノコ・・・?
 半農半漁の(釣りの他に、春は山菜秋はキノコ・・・そして野生らんや山野草をこよなく愛す)私にとって、秋のキノコ採りは欠かせない。
 ただ、コウタケも幻になりつつある昨今、山歩きの折杉の朽ち木に生える『スギヒラタケ』はかっこうの獲物だった。

(下段の写真、白いきのこが別名天使の翼と呼ばれるスギヒラタケ。もちろんこの書物の他にも、渓流釣りの本などいろんな本にも食用と表記されている)

 私も、もう何年も前からこのキノコを持ち帰り、味噌汁の具にしたり茄子と一緒に煮たりして食べていた。
 その食感は煮ても歯触りがよく、クセのない味も魅力の一つだった。
 
 しかし、数年前から新潟や東北地方で『スギヒラタケ』を食べて、急性脳症で死亡例などがあった・・・と報道された。特に腎臓機能低下している人など注意が必要とのこと。

 上記の写真が掲載された本が発行されたのは昭和59年、もちろんそれよりもっと前から、キノコ好きの人々に愛され食べられてきたのに、急に中毒を起こすおそれがあるとの話。
 それ以来、採って帰っても誰も食べないので、いつしか持ち帰らなくなってしまった・・・。


 そう言えば蛇の咬毒も、本州ではマムシだけが毒蛇と言われていた。
しかし10年くらい前から、ヤマカガシも普段は出ていない奥歯に毒があると発表され、その毒はマムシよりも強いと言われている。

 まだまだこれからも、新たな毒が見つかるかも知れない。なぜならば、毒はいちいち試すわけにはいかないから・・・。

 魚ではシガテラ毒などがいい例で、全て同じようにいつも毒があるわけではないものもあるのでやっかいだ。
 私はある年の冬、カレイ釣り場において潮が引いた捨て石に付いたカキを生で食べたが、およそ30分くらい後意識がはっきりせず、まるで幻覚症状を起こしたようになった。まともな感じに戻ったのは4~5時間後、帰宅してから風呂に入ってからだった。
 この話を病院に行って話したが、カキを食べてからという因果関係を医師はは否定した。
 何度か岩場に付いたカキを生で食べたが、その症状は初めての経験だった。その後は恐くて生では食べるのはやめている。

 
 もうそろそろカレイが気になるころになった。
友人が「モズが鳴き始めたから、そろそろカレイが釣れるでぇ」と言って来た。
 旧暦でいうと、もうカレイが接岸してもおかしくないころ、ただ本格的に餌付くのはもう少しかかるかも知れない。
 11日の正午から12日に掛けて、『中四九落ちギス大会』が開催される。これが終わってからカレイ釣りに行ってみよう・・・。

 中国の好景気で、ナマコの需要が多いと聞いた。今年も11月1日の解禁からどっとナマコ曳きの船が走り回ることでしょう・・・。



【ある日のぷりん】


(myテント持参で、蒲刈に釣りに行った時の写真です)
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2008/10/02 20:24 | ぷりん登場

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