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50年前、初めて揃えた本格的投げタックル。
とある都会からUターン後、初めて釣りに行ったときの道具は、会社の同僚の寺本さんの、《台湾リール》付きの投げ竿?と振り出し伸べ竿でした。

 二回目の釣りは、会社の先輩から借りた竹の六角竿とロディのリールを持って、山口県の周防大島の瀬戸でした。
 その時、アイナメの30㌢オーバーと、カサゴの25㌢くらいのダブルで釣り上げましたが、ロディのリールのストッパーが壊れて、フリーになってしまいました。

 投げ釣りの面白さに目覚め、3mくらいのワールドのロッドと、小型スピニングリールをワンセット買って釣りをしていましたが、テラさんと全日本サーフに入会することを決め、本格的な投げタックルに目を向けることに。



  右、私が初めて買った本格的なリール 《ダイワSS7500》、当時の価格で9,800円くらいだったと記憶していますが、給料が一桁万円だった自分には、二回分割払いなどで2機買うのが精一杯、あと1機は6,000円くらいのオリムピックの《スーパー93》リールでした。

 写真左のリールは、当時連盟会員使用のダイワのリールの中で、一番使用されていた《スポーツ5000》

 ロッドは、下の写真カラーの《オリムピックの キューバ14》を7,000円くらいで購入しました。



 上の写真のロッドは、後にオールドタックル集めの目的で購入したストリップタイプの未使用品です。
実際に使っていたロッドは見る影もありません・・・・。

 当時の主流の《大口径ガイド》着装の投げ竿。




(日本号やアマゾンの未使用品)



 竿尻には、昔の槍のように《石突き》という金具が付いていて、砂浜や岩のすき間などに差し込んでいました。

 一番下のガイドが大きいため、収まりが悪いので写真のような取り外しタイプと、折りたたみタイプがありました。



 10円玉と比べてもこの大きさ!!!
あるときなど、取り外しガイドを忘れて釣行し、残りの三つのガイドで投げたり巻いたりしましたが、竿が折れはしまいかとヒヤヒヤしてものです。


 その後、富士工業から軽量小型のキャスピンタイプが開発・販売され、安さとも相まって一気に大口径ガイドとの入れ替わりが進みました。



  1960年台後半、当時連盟会長だった小西和人氏が書いていた「テストコーナー」、近代投げ釣り黎明期には、メーカーより連盟会員の方が、使用感からの先進的な考えが先行していた。






















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2018/06/30 14:36 | オールドタックル

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