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またまたアオギスネタ・・・・・・。

 私がアオギスに興味を持ったのは、今から30年も前のこと、鹿児島県加世田市(現南さつま市)の吹上浜に、一緒に釣行したクラブ員が釣った32㌢のアオギスを見て以来です。

 その後、今から20数年前には山口県の宇部市へ雑誌の取材でアオギス釣りに。

 そして17~18年前には、DAIWA(現グローブライド㈱)のテレビ番組【ザ・フィッシング】で、周防灘に面した九州でのアオギス釣りに。(この番組の中で、4代目三遊亭金馬が先代の3代目金馬の、江戸前のアオギス釣りを語っています)

 その間、徳島吉野川河口での絶滅の声を聞き、ついで鹿児島の吹上浜も絶滅したと聞いた。

 そうした中、昨日書きましたように、広島大学大学院の海野先生にご相談して、2009年から足掛け4年のサンプル集めと研究が始まったのです。

 アオギスに興味を持ってからというものは、【アオギス】という文言が出てくる書籍・雑誌を買い集めています。
この本もそうで、【「江戸前」の魚はなぜ美味しいのか】にいたっては、アオギスに関する記述は98ページから100ページ中ほどの、たった40行しか書かれてないが、アオギスを少しでも知りたい私にとっては貴重な資料です。

 

 左は、前出の3代目三遊亭金馬の著した【江戸前の釣り】という本で、52ページから64ページの中ほどまで、当時の【脚立釣り】についても詳しく書かれ、最後に【酒はナダ 色は年増に 釣りは青】の句で結んでいる。

 他にも釣りサンデーが発行した【キスのすべて】や【新キスのすべて】はもちろん、【江戸前の魚喰いねえ!】【コミック釣りつり】など、目に付いたモノを買っています。

 私の今後のライフワーク(釣り人生)ですが、大きく分けて二つを目標にしています。
一つは、研究に必要なサンプル集めには、何を置いても協力して、アオギスを絶滅から護りたい。
もう一つは、アオギスの棲めるようなきれいな海を次の世代にまで・・・・を目指して、毎年お手伝いしている似島の大会のような場で、海を大切にするマナーの良い釣り人を育てたいと思います。


【新米】
 お話は変わって、5月末に下甑島の民宿【道】で、同宿となった薩摩川内市の方から、「ハゼ干しした新米を・・・」と、新米を送っていただきました。
 このごろは、刈り取りと同時にモミを乾燥機にかけるのが主流(当たり前)で、このようにハゼに干した新米を戴くのは、機械が発達していない何十年も前はともかく、まったく記憶にありません。

 さっそく昨日と今日、このツヤツヤしたご飯を、子供のようにうきうきとしていただきました。





【ぷりん】
 ハロウィンの洋服を着て、「散歩に行こうぜぇ」と態度で表しているぷりん。



 

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2012/10/18 19:28 | グルメ・料理

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