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五常の徳
以前、私が所属するえのみやサーフの掲示板に『仁義礼智信』の五常の徳について書いたことがあります。
 孔子の言葉で、人間が常に心掛けておくべき心得としてこの五つの事柄があります。
 その中でも、私は礼に重きを置いています。
 礼・・・・・・、これはただ単に礼儀正しいとか、挨拶が出来ればいいというわけではありません。
 私の友人の中で、一緒に釣りに行った日には必ずその日の内に、無事帰着の報せとお礼の言葉をメールや電話をしてくるお二人の方がいます。
 このお二人は、世間一般で言うところの地位では、私など問題にならないくらいの地位にあった方です。
 誰も前日からの釣りは疲れることと思います、しかしこのお二方は絶対に、その日の内にメールや電話をして来られます。
 それに対して私も、必ずねぎらいのメールをその日の内に送ります。

 よく言われる言葉に『ほうれんそう』(報告・連絡・相談)というのがあります。
 やはりこのお二方のように、実社会で成功・出世される方はこのようにどこか違うのだと思います。
 確かにメール社会の現代、いちいちどのメールにも必ず返信していては、エンドレスになりどちらからかが適当なところで止めなければなりません。
 そこで、私の考え方の根底にあるのは『仁義礼智信』のうちの仁です。
この仁の中には、長幼の序という考えかたがあります。
 やはり、よほどの内容ではない限り、目上の方が受け取ったメールで一旦小休止・・・・となるのがと考えます。


 私がサラリーマン時代に心掛けていた言葉・・・・・
★すべてのリクエストに対して、24時間以内に解答せよ、完全解答が無理なら第一報を送れ。「ノーアンサーは何もやっていないと同じ」

 他にお役に立てそうな言葉は
★自分が「いいかっこしよう」とか、「ちょっと恥になる」と思っているうちは「自分かわいさ」が先に立って、問題意識が極限に至っていないということ。

★否定的な発想ばかりで「いかにできないか」という説明ばかりうまくなる人。

★仕事というものは、ちょっとたまってくると面倒になって冷蔵庫に入れてしまう。確かに当分の間は腐らないが、時が経つにしたがってだんだん悪くなる。

★一ヶ月以上経っても向上の兆しが見えないのは、真剣に取り組んでいないか、何もやっていないか、全く無能力かのいずれかだ。

★納期に間に合わなかったら死刑になると言ったら絶対にやります。初めから「すみません」と言ったら助かる気持ちがあるから納期が延びる。

 などなどが私の常に心掛けていた事柄です。
 このブログを見た、お若い方にとってひとつでもお役に立てれば・・・・と思って、敢えて釣りのブログに載せてみました。
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2009/08/04 19:55 | 小難しいお話

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