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人生に五計あり。
現在我が家では、【一以貫之】の掛軸を掛けています。



 悠々自適ならぬ【細々自適】ながら、大好きな釣りに植物栽培、愛犬ぷりんとの充実した人生を楽しませていただいているのも、この【一以貫之】の精神のたまものだと思っています。

 常に【目標】を持って生きてきました。
それは、『自分がかわいい、自分の次にかわいい家族のために頑張るそれには会社が繁栄してもらわないと困る、そのために私のできる事は?会社のトップが見つめているのは何か?』と頑張りました。

 釣りの方でも、鴨谷師とも何度か意見の食い違いがありました。
それでも根底にある精神には共鳴していたので、黙っていろいろこなしていきました。
 何をした!!とここで詳細に言うと、私の心がけている『善く行く者は 轍迹なし』に反するので、ここでは書きませんが、鴨谷師から【楽釣】の額などをいただいたことで、充分感謝し納得をしています。

 と、仕事も遊びも一つのことを目指してやってきました。

 それから私は、これまで『不自由を 常と思えば 不足なし』の言葉と、『吾唯足知』の言葉を胸に生きてきて、常に満足して生きてきましたので、他の人に比べれば貧乏でしょぼい人生かもしれませんが、すごく幸せな毎日だと日々楽しんでいます。


 さて、今後ですが・・・・・・・・・・。
 宋代の朱新仲という人が、「人生に五計あり」と言っていたそうです。

 まず第一に【生計】、これはどのように健康に生きるかということだそうで、常日頃から自分の健康は自分で守りましょう。

 第二に【身計】、これはいかに世の中を渡っていくか・・・とのことで、大事な事は【】【】【】などで、『礼に学ばざれば、以って立つことなし』で、があれば、それだけで周りの人にいい印象を与え、ずいぶん世の中を渡る上で役にたちます。
 またご縁を大事にすることで、人生は大きく開けます。
ちなみに私は、こちらからはご縁は切らないように心がけています。

 三番目に【家計】があります。これは家計簿という訳ではなく、どうやって家庭を築いて後顧の憂いなく仕事や趣味の釣りにいそしめるか・・・・ということ。

 四番目は【老計】で、これはどのように年をとるか・・・・・・と言う事で、『花は散るから美しい』を心に、また『寿ければ則辱多し』で、いつまでもでしゃばらずに、後進にまっすぐな道を示しながら年をとる・・・・・。

 最後五番目は【死計】です。
だれでも迎える死、どのように死を迎えるかこれが一番難しいそうです。

 私は、タックルなどのほかにハリスやハリなどの小物を含め、たくさんの釣具を持っています。
カミさんは「どうするんね!ちゃんとしとかんと私やぁ、あんたが死んだときによぉ片付けんよ」と常々言っています。

 そこで、遺言書のようなお話をしますと、私が死んでから初めての8月末の日曜日(例えば、9月初めが命日だとしたら、翌年の8月末の日曜日となります)、私の大好きな島根県大田市琴ヶ浜海岸で、集まってやろうと思われる、有縁無縁の方々ほんの数人でも結構なので、『えのみやサーフ50匹ルール』でキス大会をしてもらい、その場で私の釣具を一位から順に選んで持ち帰っていただきたい・・・・と思っています。

 今回は、釣りにはまったく関係の無いお話ですみません。
【一以貫之】【吾唯足知】【寿ければ則辱多し】など、難しい言葉が出てきましたが、もしお分かりにならない場合、ネットで調べてみてください。











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2011/10/01 20:20 | 小難しいお話

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