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釣り人雑感。
 今日は、ある釣りの会議に出掛けてきた。

 会議の終わりに、「釣り人の減少が・・・・・」「釣りのセミナーをやっても、釣り人の高齢化が目立つ」「九州のフィッシングショーでは来場者の三割ちかくが女性で、それも熱心に聞き入っていた」「女性釣り人を増やすには・・・・・」などが話題に。

 よくよく考えてみたら、私が所属する全日本サーフ島根協会のGACサーフは、16人の会員のうち平成生まれの若い人が二人いるし、女性会員も二人いる。
 話題となった条件を満たして、モデルケースになるのでは?とひとり考えた。



(島根県大田市仁万漁港で、一心不乱に竿を振っている女性会員二人)
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 先月出席した、別の会議は県の職員、漁業者、我々遊漁者、学識経験者が集まっての会議だったが、やはり最大の話題は「釣り人のマナー」の悪さ。

 釣り人側として、ハリの筵に座った気持ちで小さくなっていてもいけないので、「釣り人も釣具店さんも釣具メーカーもマスコミも自分のゴミは持ち帰ろう!などと啓発運動を継続してやっています。しかし、本質は釣り人と言うより日本人全体のマナーの問題で、竿を持てばドロボーもおまわりさんも釣り人ですので、一括りで語ることができない難しさがあります」
「ただ、現実には釣り人全体の責任なので、いろんな場面でマナーについて語っていきたい」と発言しました。

 どの趣味においてもマナーの悪さはあるのでしょうが、釣りは《漁獲を誇る》部分があるため、どうしても世知辛い人たちの出現があるのでしょう・・・・・・。

 ゴミ問題にしても、誰に言われるまでもなく、ゴミを捨てることはよくないに決まっています。

  次の看板は、四国遍路を廻ったとき、あるお寺の駐車場で見かけたものです。

  

 私は、子供たち対象の釣り教室などで「誰もが一つもごみを捨てなければ、拾うゴミは無い、ゴミゼロと言うことになるよね」と言っています。

 次の言葉は、思想家にして教育者、学者にして宗教者の《森 信三》の言葉です。

     

 私は、「ハリスや仕掛け、仕掛け袋などあきらかに釣り人のゴミだと分かるものは拾うように」と言っています。
 釣り場に落ちているゴミすべてを拾っていては、とても釣りなどできませんから、せめて釣り人のゴミは拾うように心がけているのです。


 1971年に加入した最初のクラブから数えると、私は約100人近くと一緒のクラブで釣りを楽しんだと思います。
 その100人が今でも同じように考えていてくれたら、ゴミを捨てない人がまたその周りの人に広がって・・・・・・となるのですが。

  たとえば、近所の小さな喫茶店のレジ付近に、レシートか何か落ちていたらあなたはどうしますか?
 釣り帰りに寄ったSAの空き缶入れの近くに、捨てられた空き缶が転がっていたら、あなたはどうしますか?

 
























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2016/04/27 20:19 | 小難しいお話

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