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山野草好きな方々には・・・・。

 昨日の山陰西部での追悼釣り(大会?集い・・・)に参加のため、4日の午前9時過ぎに家を出て北広島町に向かいました・・・・。

 さすがUターンラッシュのためか、広島インターのETCレーンに列んでいる車は、上り車線むきの右側に集中している・・・・。
 中国道経由の左側はすいすい・・・・・。

 カミさんと愛犬ぷりんを義姉の家に降ろし、私は山菜採りに出かけることに・・・・。

 5月5日は立夏だというのに、まだこのあたりの山は春・・・・・・・。



(山桜はあちこちで花を咲かせている・・・・・)

 とは言え、さすが雪解けのころに顔を出す蕗のトウは、延びきって白い種子を今にも飛ばそうか・・・・と言った感じ。

 お目当ての山菜はと言えば・・・・・、檜の植林のふちに生えるワラビはまだ、ちじこまったような風情でぽつりぽつりと、まばらに生えている。
それではタラの芽やコシアブラの芽は・・・・と目を凝らして見るが例年に比べまだ食べられるほど延びてはいない・・・・。
 ウドもやっと親指のツメくらいの小さな芽が出ているくらいで、とても採取できそうもない・・・・、今年は海も山も例年に比べやや遅れているようだ・・・・・。

 しからば、大好きな山野草でも見て歩こうか・・・・・と気持ちを切り替える・・・・。

 まずはイカリソウ・・・・・、この名前の由来は花の形が船の錨のように見えることから付けられているが、仲間のバイカイカリソウにいたっては、とても錨にはみえないのだが・・・・・。
 薬草としても知られていて、弱った鹿がこのイカリソウを食べて、再度繁殖のためにメスを探して出かけた・・・・と言われ、強壮剤として漢方薬として利用されている。



(イカリソウの濃色花、薬草としても知られている)

 次はショウジョウバカマ・・・・・、花は通常紫紅色の濃淡が知られているが、まれに緑や白い花が自生する。
同属の白花ショウジョウバカマもあるが、ショウジョウバカマの白花とは葉のふちが波打つのが白花ショウジョウバカマであるので区別が付く。




(ショウジョウバカマの白花)

 熊除けの鈴を腰に下げて山中を歩いていると、夏えびねの小群落を見つけた。
夏に涼しげな紫の花を付けることで知られているが、市街地ではなかなか栽培はむずかしい・・・・。
よしんば咲かせたとしても、紫の発色が悪く白っぽい花色になってしまう・・・・。


(夏えびねの小群落)

 あちこちにこんな古木を見ることがある・・・・、これのもっと大きなものを『山おやじ』と言うらしい・・・・。




 2時間くらい山歩きをしたので、帰りかけると突然道の真ん中にキジが飛び出して来た。



 車を止めて写真を2枚撮ったところで、反対側の山に入って行ってしまった・・・・。

 明日は大好きな山陰西部に釣りに行ける・・・・と思いながらの山歩き、大好きな山野草や野鳥を見ながら一日を過ごした・・・・・、なんと幸せな一日だろうか・・・・・・と感じた5月4日だった。

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2010/05/06 19:53 | 山菜採り

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