昨日入ってきたメール、その人からはおよそ３年ぶりになろうかと思いますが・・・・・。
明治～大正～昭和～平成と生きた、哲学者であり教育者として知られる森信三先生の言葉に「人間は一生のうちに 逢うべき人には必ず逢える しかも一瞬早過ぎず 一瞬遅過ぎない時に」という素晴らしい言葉があります。
（その他の名言集はこちらから）
その人との出会いは、私の大好きな島根県益田市の土田北浜海岸で釣っていた時のことです。
（波打ち際まで歩を進めるうち、いつしかラヴェル作曲ボレロを口ずさんでしまう、きれいな砂浜です）
左手の岩場の向こうから現れた彼は、私を見るなり「小池さんですか！」と話しかけてこられました。
その方のお話では、広島にある結構名の知れた会社に勤めていたが、理不尽なパワハラなどで退社を余儀なくされ、ずっと家に閉じこもり気味で腐っていたら、奥さまが「考え込んでいても仕方がないでしょう！好きな釣りでも行って気分転換でも・・・・」と送り出してくださったそうです。
「そのお蔭で小池さんに出合えた！」とこちらが照れるほど感激してくださいました。
まさにその時が、ある種運命の出会いだったのでしょう。
その後私と連絡を取るために・・・・・・と失業期間にパソコン教室に通い、メールやなにかができるようになった！と喜んでメールをくださっていました。
（彼と一緒に大田市の近藤ヶ浜に釣行したときの写真）
何度か釣りにもご一緒しましたが、「介護の仕事を習ってみたが、天職のような気がします」と言われ、休みも返上して勉強されていたようでもあり、こちらもあまり邪魔をしてもいけない・・・・・とついつい疎遠になっていました。
そこへ３年ぶりくらいに冒頭のメールが・・・・・・。
内容は「〇〇です、ご無沙汰をしております。小池さんの笑顔を忘れる事はありません。
突然ですが、来年１月、有志により介護事業所を立ち上げます。夢の実現に向けて、
やっと第一歩を踏み出す事ができました。反省しながらの毎日です」と書かれていました。
私の中でも、ここ数年にないビッグニュースと喜んでおります。
