かれこれ30年近く前から、島根県大田市にある《鳴き砂》で知られる琴ヶ浜で、キス釣りの集いをおこなっている。
ここでの開催の主旨は、「茶碗一杯の鳴き砂に、耳かき一杯のチョークの粉を混ぜるだけで鳴かなくなる・・・・・」というお話を聞き、みんなでその大事さを実感するために始めました。
早く釣り終えた人は、浜に打ち上げられたゴミを拾い、なおかつ余ったエサは琴ヶ浜には捨てない・・・・・という取り決めも。
開始当初はキスの数を30匹早上がりにしていましたが、よく釣れる年などは20分くらいで達成してしまうので、途中から50匹早上がりにしている。
そして、どうしても競技になるとピンギスも数の内になるので、競技後はみんなで力を合わせて釣ったキスを捌き、一匹もムダにしないようソテーや刺し身、湯引きなどにして懇親会をかねて美味しくいただいている。
(昨年の調理風景、私はもっぱらガーリックソテー係・・・・・暑い)
キスの数釣り大会で、今までに無かった《50匹早上がり》制度を評価してくれたクラブの後輩さんたちが、今年から《小池杯》とさせてくれと・・・・・。
「まだ生きているから」と照れくささもあって何度も断りましたが・・・・・
お恥ずかしいことに、今年が第一回として開催されることに・・・・・。
せっかく、そのような大会形式にしてくれるのだから、私もなんとか・・・・と考えました。
いつもお世話になっている、神戸の三起カップの澤山社長が7月下旬に大手術をされる、とのことで手術前に生意気ながら励ましに行きましたが、見事手術に成功され、退院されたと聞き、ぜひともお祝いに!と考え、日帰りで神戸に行ってきました。
2日前から、仕事場に出ておられるとお聞きし仕事場へ。
第一回は、未来永劫今回しか無いので、私の気持ちとして今回ご参加くださる20数人の方に、何か記念になるものを・・・・・と考え、澤山社長にお願いしました。
小西和人氏が提唱し、鴨谷計幸師が継承してこられた「楽しみを釣る《楽釣》」
せっかく、鴨谷師の最後の弟子を自認する私にくださった書、それを今回ご参加くださる皆さまへおすそ分けの気持ちで・・・・・。
楽釣の額の前で、楽寝をしている愛犬ぷりん。
今回は、澤山社長の大手術などで、大会当日には間に合いませんが、大体のデザインを決めて帰りました。
さてと・・・・・・、元町から三宮まで阪神電車、三宮から新神戸までは西神中央線地下鉄に。
電車を待っていると、けたたましい警告音と、天井には赤色灯がいくつも回転し始めた。
みんなが覗き込んでいる方を見ると、誰かが線路に転落した模様。
4~5輛分離れているので詳細は分からないが、駅員さんが担架を持って5~6人駆けって行って、線路から誰かを持ち上げている。
担架で運ばれていたのは、手や足が真っ黒けになった若い女性。
どうしてホームから線路に転落したのだろうか?歩きスマホだろうか・・・・・・。
電車は7分遅れで出発、新幹線に乗るため走った!走った!