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にっぽん縦断こころ旅パート2。

 火野正平さんの2018年春の旅、沖縄から始まり鹿児島⇒熊本⇒長崎と・・・・・・。
鹿児島は、私がよく行っている薩摩川内市の上甑島と下甑島だった。

 長崎は、諫早の本明川河口付近の干拓から始まっていた。
今から42~43年前、有明海にしかいない《ハゼクチ》というお魚を狙って、長崎県の有明海沿いの地を釣り歩いていた。

 諫早の手前、小長井という駅から長里干拓に・・・・・、ここで出会った鴨撃ちのハンターの方と知り合いになり、釣りもそっちのけで長崎市のお宅にまでお邪魔したことも懐かしい。

 その人のお話では、GWともなると長里干拓の沖合に無数のイシモチが産卵のため?寄ってきて、護岸に耳をつけると、イシモチの「グーグー」という鳴き声(実は鳴き声ではなく、浮袋を膨らませて音を出すらしい)が聞こえるとのことだった、我々は半信半疑?????だったが。

 そうそう、火野正平さんが手紙を読んだ、本明川の辺りにも釣りに行きました。



(干潮時の不知火橋下流風景)

 この川、ご覧のように干潮ともなるとミオ筋にしか水がなくなってしまう。
そのミオ筋に投げ込んでハゼクチが食って来るのを待ち、釣れたら泥の上をズルズル引いてくるのだから、岸に釣り上げたハゼクチはまるで天ぷらネタのように泥まみれ・・・・・。
 ただ、この時に感じたことだが、満潮になると群れが散らばるようで、反対に干潮時はミオ筋に集まっているので、泥まみれになるのを我慢すれば、狙いやすいのは事実だった。



(川の中を狙って熱心に釣り続けました・・・・・・・)



(ハゼクチ46・5㌢、この時は幸いにも満潮時期だったので、きれいなまま上がってきました)



(昭和50年2月8~9日の釣果)

 このあと、魚拓をとっていたら、地元のおじさんおばさんがやって来て「あんたら、そのハゼクチをどうするのか?」と言うから、「持って帰っても仕方ないし・・・・・・」と言うと、「刺し身で食べるからくれんか」とのこと、喜んで差し上げました。

 その後は、長崎県ではなく熊本県の坪井川の河口の河内新港や要江に通い始め、昭和60年の1月27日には、ついに念願かなって63・5㌢の日本記録を(当時)釣り上げました。



(熊本市松尾町要江の砂揚場で釣った63・5㌢のハゼクチ、鴨谷師に写真を撮っていただき、週刊釣りサンデーに掲載していただきました)












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2018/05/02 20:02 | 未選択

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