なんだか今年の花見ガレイ、私の知る範囲ではあまり《爆釣》といった話を聞かない・・・・。
そりゃぁ、別に釣り人や底引き船の操業、そして鵜などの危険と隣り合わせの浅い海に、わざわざ長居をしなくても、彼ら・彼女らが夏場に暮らす水深60mくらいの海域に、早目に帰ってもその海域にもエサはあるのだから・・・・・・・・。
とはいえ、自然の摂理というものがあり、通常夏場に水深60mくらいの海で過ごしたカレイが、地上や沿岸部の気温など分かりはしないのに、ちゃんと9月末には接岸し、年末年始にかけて産卵し、ひとしきり産後の休息をとったのち、2月ころからエサを摂り始め、4月にはぽってりとした花見ガレイと名前を変え、5月初旬には来る高温の夏に備え深場に帰って行く。
はずなのに、3月末から4月にあまり釣果がよくないとは?
何か人知の及ばない力が働いているのだろうか・・・・・・・・?
(去年、おととしはこんな釣果もあったのですが・・・・・・)
花見ガレイ、自分の目で試しに行きたいのだが、ぷりんと私の体調やら何やらでなかなか・・・・・。
さて、その何やら。
私はこれまで三回、四国八十八ヶ所を廻っている。
一回目は、私の持病の平癒に・・・・・と。
二回目は、去年の1月に109歳で亡くなった母の供養に。
三回目は、重い心臓病を患った愛犬ぷりんの病気平癒にと。
お遍路で札所(お寺)にお参りすると、納経帳に墨書とご朱印をいただけるほかに、下の写真のようなそれぞれの札所のご本尊をあらわす《お御影》をいただける。
(55番南光坊のお御影)
(これは、2015年に四国開創1200年記念の御影)
(2016年、閏年限定の散華)
一回目の88枚の《お御影》は私の健康祈願のために。
二回目の88枚の《お御影》は、母と一緒にお墓に納めました。
さて三回目、愛犬ぷりんのためにと廻っていただいた《お御影》、なんと愛媛県今治市にある55番札所南光坊さんのだけが無い・・・・・・・・?
せっかく八十八ヶ所廻っても、一枚が欠けていては《画龍天点晴を欠く》で、いかんともしがたい。
それにもう一つ。
前回廻ったおり、3㎝角に切った和紙を濡らして、札所の本堂すぐそばの地面に押し付けて、その和紙に付くだけの《お砂》をいただいて帰った・・・・・・・が、しかしなんと!
広島から対角線で一番遠い、徳島県阿南市にある21番札所《太龍寺》さんのが無い!!!
愛媛や高知なら釣りのついでに・・・・・となるが・・・・・・・・。
そう言えば、昨年の4月に廻ったとき、第一番札所霊山寺さんにお参りしたのに、周りに気をとられご朱印をいただくのを忘れ、徳島県在住のがまかつテスター矢野勝彦さんにお願いして、ゆうパックで送ってご朱印をいただいてもらったことがありました。
ここのところ、愛犬ぷりんの調子がまずまずなので、思い切って4月1日と2日で、愛媛県今治市の第55番南光坊さんと、徳島県の第21番太龍寺さんに行くことに。
それだけなら、なんとか日帰りも可能だが、せっかくなので今まで一度も走ったことのない四国を縦断する三桁の国道、195号線と197号線を走ってみることに。
私は海も好きだが、「山道フェチ」でもあるのです。
狭い山道を走るとわくわくするのです。
松山から高知への33号線や、室戸までの海岸沿いの道は、それこそ十数回も釣りで通っていますが、四国山中の道は一度も走ったことがないのでこの機会にと・・・・・・。
上の地図の赤い線にしたがって、広島からしまなみ海道を通り今治、そこから徳島IC、55号線で太龍寺、そこから195号線で高知市へ。
日曜市で賑わう追手筋のブライトパークホテルで一泊、ひろめ市場で高知の食を堪能し、翌朝は日曜市をひやかして、須崎市まで高速道路、そこから竜馬脱藩の梼原を目指して197号線をひた走ります。
途中から西予市に出て、大好きな三瓶町にある《みかめ潮彩館》に寄って、かんきつ類をあるだけ買い込むつもりです!