小池　勝の投げ釣りブログ

　釣りに優劣を付けるつもりもないし、それを語るほどのモノも会得していない・・・・。

　がしかし、私が親しんでいる投げ釣りにおいては、キス釣りほどいろんな楽しみ方がある釣りも珍しい。

【１】大型狙い
【２】数釣り
【３】マル秘ポイント開拓
【４】食べるため
【５】ファミリーフィシングで楽しみたい
　などなど、キス釣りをする動機はいくつでもあります。

　【１】大型狙いでは、私もそうでしたが長崎県の五島列島や、鹿児島県の甑島や長島などに、『小さな大物』を求めて長躯釣り歩いている人は多い。
　費用対効果という面では、非常に効率が悪く、私たちもバブルの頃は新幹線で博多、福岡空港から上五島空港までは飛行機、上五島ではレンタカー、タックルは宅急便利用と、俗に言う『殿様釣り』をやっていたものです。
　甑島では運転手付きで、島内を釣り歩いたり・・・・と金に糸目を付けず大ギスに血道をあげていました。


　【２】数釣りは、各メーカー主催のトーナメント出場のため、遠くの会場まで・・・・・、それが例えピンギスが10匹前後の釣果であろうと・・・・。



　【３】マル秘ポイントを密かに楽しむ人、私の知り合いのすすむさんという、あるブログの持ち主さんたちが、現在楽しんでいる『岩場のむこう』などがそれです。

　【４】淡泊でくせの無い味の白ギス、それに時期と場所を間違わないかぎり、必ずいくばくかの獲物が得られるキス釣り・・・・・、頑張れば決して裏切らないおさかなさんです。

　【５】キャンプなどで、ファミリーで楽しめるキス。私がここ３年くらいお手伝いしている『初心者投げ釣り教室』、いつもは花見ガレイやアイナメのシーズン開催だが、これがキスシーズンならもっと楽しんでもらえる筈。

　これがマダイやカレイ釣りなら、わざわざ五島列島などに行く人も希（まれ）でしょうし、これらの釣りの目的はただ一つ！数より型です。

　私が、よく言っている言葉に「投げ釣りのターゲットのうち、一番好きなのはキスです。理由は誰にでも釣れるし、かと言って奥の深い釣りで、釣果に微妙な差が出る釣りだから」と言っています。