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コンプレックス・・・・・・。
私のサラリーマン時代、親会社には京大、阪大、東大、九大、神大ほか国立大学、一橋大、慶応、早稲田ほか私立大学卒と挙げればキリがないほどの人たちが働いていた。

 その人たちは当然の如く、小売店さんへとお仕事のために頭を下げて回っていました。
私が耳にして特に感じたのは、ある広島市内の小売店の大将が「何が◯◯大やぁ、偉そうに」と言った言葉。

 それを聞いて、却ってその大将が惨めに思えました・・・・・。

 プロ野球の世界にも、そのようなコンプレックスを抱えている監督がいたらどうでしょう・・・・・。
 自分は野球の高校を出て、努力してスラッガーとなり、フアンをたくさん喜ばせ、楽しませましたとしましょう。

 その監督のもとに、六大学のスター選手が、職業選択?の自由を奪われて、ドラフトによってその球団に指名され入団します。

 一般論で行くと、大学を出てプロ野球の第一線で活躍する期間は20年もありません。
その間に、連続試合出場・安打数・本塁打数など生涯記録を打ち立て、《名球会》入りを目指します。

 しかし今年引退する、とある選手に掛けた言葉、「あいつほどの体力・体格があればワシならもっと打っとる!」と言うような仮定の話を堂々とする、コンプレックスを持った監督の下ではそんな記録も望めません。

 ドラフト一位で入団した選手も、冷や飯を食わされて一年近く出してもらえなければ、連続出場記録はおろか、安打記録も積み上げられません・・・・・・。


 江戸初期の儒学者、伊藤仁斎のことばに《人各(ひとおのおの)能、不能あり、我孔明たるをあたわず、孔明我たるをあたわず》という言葉があります。

 コンプレックス監督も、自分の尺度で選手を測らずに、この言葉を知って適材適所、素質を伸ばしていくようにプロデュースしてくれればいいのですが・・・・・・。
 その球団の大フアン渡辺謙さんも、野球はプロデュースが肝心と言っているじゃぁありませんか。
 

















 

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2018/09/21 19:35 | 未選択

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