私と同じクラブのヤスさんが「たまにはカレイ、キス以外の釣りをしてみたい」と言うので、何年か前のこのブログで《チヌ祭りじゃ!》と書いた、山口県の周防大島に行くことに。
その場所での好餌は、なんといっても地掘りホンムシ(かめや釣具商工センター店や呉店に置いてあることもあります)!
そこで広島県西部に住む、貝掘りなどの漁業権を持つ友人Yさんに、無理をお願いして掘っていただくことに。
朝の4時に、Yさんとの待ち合わせ場所に行ってみると、もう地掘りホンムシをお願いした倍の量掘ってくれていた。
おまけに先々週に掘って使い残していたタイムシまでいただいた。
ダイワ《投魂物語》にも書いた、100㌘6000円以上するタイムシ。
Yさんのエサ堀り道具はこれ。
長年堀り続けていると、いくら鉄でできた鍬でも先が摩耗していき短くなるそうで、これは安芸太田町の鍛冶屋さんまで持って行き、一万数千円を支払って先を継ぎ足してもらったとのこと。
こんな、レンコンを掘るような鍬を売っているところ(金物店)をご存じの方は、お手数ですがこのブログとリンクしている《全日本サーフ島根協会》のHPの【問い合わせ】からご連絡いただければ嬉しいです。
さてさて、大野インターから玖珂インターまで走り、最初は水深が20m前後あるKBのポイントへ。
ここでは何年か前に、やはりYさんからいただいたタイムシで、同行の大阪在住の会員Sさんがマダイの37~38㌢を釣った場所。
釣り場には午前5時前に着いたが、もうこの時期はかなり明るくなっていて、いくらタイムシ持参でもマダイはちょっとムリ目。
何なのかは不明だが結構なエサ取りで、ここでは私がチャリコを一匹釣っただけで次なるIZポイントへ移動。
ここは水深は10mくらいとさっきの場所よりかなり浅いのですが、チヌなら50㌢ちかいのも釣っている場所。
私は、もうタイムシはあきらめて地掘りホンムシオンリーで釣ったが、ヤスさんはタイムシと地掘りホンムシ併用でがんばっている。
30分くらいしたころ、「来たぁー!」とヤスさん。
丸まると肥えた37㌢の上りチヌをジャリ浜にずり上げている!
使い続けたタイムシに釣れたと納得の一枚に顔もほころぶ。
(久々のドラグ「ジャー!」に大満足)
ただ、暑くて暑くてたまらないので、餌の交換もおろそかになってしまう。
結局、私には41㌢の上りチヌと、26㌢のチャリコ、キス20数㌢が2匹、ヤスさんには37㌢のチヌと28㌢のチャリコが釣れたとこで、「暑い暑い」と言いながら納竿としました。