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ムシとの約束?
 私は釣りの他には、山野草・野生ランをはじめいろんな植物栽培が好きで、家の廻りの庭とはとうてい呼べない【通路】にたくさんの種類の植物を植えている。

 となると、いろんなムシが集まってきます。
蝶や蛾の仲間などは、かんきつ類、テンナンショウ類(ウラシマソウやムサシアブミ、ユキモチソウなど)、ユリ科のホトトギス類、ウマノスズグサ類(カンアオイ)、ノブドウなどと、それぞれ違った蝶や蛾が卵を産み付けていきます。
 
 私は、しゃべることのできないムシたちと、暗黙のルールを定めています。
それは【卵のうちは、その植物から捕ってもいい】【私が見過ごして幼虫になってしまっていたら、仕方なく成長するまで葉を食べさせる】と・・・・・・。

 よりによってナミアゲハは、ユズや清見ではなくレモンやデコポンの小さな木を狙ってくる。
先日「やや反則気味」ですが仕方なしに、デコポンの葉上で孵化していたアゲハの幼虫を、「ごめんごめん」と言いながら清見の樹に移し変えた

 その幼虫は、もう緑色に黒い線が入って、もうかなり大きくなってきている。

 他には、玄関脇に目隠しで立てている竹の衝立に、【キアシナガバチ】がやって来ては、古くなった木材の表面を少しずつかじり取っては、巣を作るためかどこかに持っていっている。



(古くなった木材の繊維をかじり取っては、巣を作るために運んでいるキアシナガバチ)

 玄関のすぐ横なので、一日に何度かキアシナガバチとニアミスを繰り返している。
最初のうちは、あれでもカミさんや娘、そして愛犬ぷりんが刺されてはいけないが・・・・・・と思い、ハチが寄り付かないように何か薬剤を塗ろうかな・・・・・?と思っていましたが、思いのほかおとなしく、私が急に家から出てもあわてた様子で飛び下がっている。

 せっかく巣作りに適した木材表面の繊維を集めているのだから、好きにさせてやることにしました。
だいたい15~30分おきに飛んできては、ガジガジやっていますが、多分刺されることはないと思います。


 なぜムシにやさしくする気になったか?ですが、下手な釣りであまり魚をよぉ釣らんのに、ムシ(ゴカイ)ばかり殺しているので、せめての罪滅ぼしに、できるだけ殺生をしないように心がけているのです。

 先日も、友人と山菜採りに行った時、マムシがいましたが、棒でつついて通り道を開けさせただけでした。
その友達が「マムシなのに殺さんのんか?」と聞きましたので、「家の周りだとか畑にいたら、次の人が噛まれたりしてはいけないので捕まえるか殺すが、こんな山の中にいるマムシまで殺生しなくていいだろう」と言うと、友人も納得をしていました。


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2012/06/11 20:05 | 未選択

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