小池　勝の投げ釣りブログ

　以前、このブログでご紹介した【世界遺産 宮島クリーンアップ作戦】に参加してきました。

　当初、クリーンアップと平行して、キス釣り大会も予定していましたが、各地で運動会やさまざまなイベントがあるので、予想外に少ない参加申し込みなので、チャーターしていたフェリーもキャンセルして、釣り場清掃と海底清掃だけになりました。

　今年発足した【釣りマナー啓発隊】の木村隊長と海野副隊長と私の３人が、釣り大会が中止になったのを知らない参加者があった場合、説明するために午前６時30分～７時まで宮島行き桟橋に立つことに・・・・。

　釣りが無いのなら、荷物もなにも無いので車で行くより、JR電車で行く事に決める。
天神川駅から徒歩３分くらいのところに、姉の家があるのでそこの駐車場に車を停めさせてもらい、天神川駅から宮島口まで行く作戦に。

　時刻表では、天神川５時48分発、宮島口６時20分着の便があり、これなら充分間に合うと・・・・・・・・。
ところがどっこい構内放送によると、『西条駅～八本松駅間で貨物列車が異常音を確認したため、線路と踏み切りの点検のため、13分遅れています』とのこと

　なんと間の悪い・・・・・・・・、めったに電車に乗らないのに、こんなときに限って・・・・・・・。
集合時間に遅れてしまうが、電車の遅れだけはいかんともしがたい・・・・・・。

　電車を降り、早足で宮島口桟橋に行ってみると、私が一番乗り・・・・・・ヤレヤレと胸をなでおろす・・・。

（早朝の宮島口桟橋風景）

　２～３分違いで、木村さん海野さんそれに海野先生の教え子で、マナー啓発隊隊員の３人が合流。

　幸い、当日参加するつもりの方々はいらっしゃらなかったので、安心して７時15分のフェリーに乗船。

　会場の包ヶ浦まで、宮島桟橋から２・８ｋｍ・・・・・・・。
みんなで「歩こう！」となって歩きだす（ちなみに、帰りもこの６人で歩いて帰りました）

　観光客にエサをやらないように呼びかけた効果で、少なくなったと言われる鹿さんも、杉の浦や包ヶ浦には結構たくさんいました。



　（財）日本釣振興会中国地区支部の平口洋会長のご挨拶、釣りマナー啓発隊の木村隊長のご挨拶のあと、ダイバーさんは海底清掃、そのほかの人は海岸清掃に・・・・・。



　包ヶ浦のゴミ、一番多いのはやはり場所柄、牡蠣イカダの発泡スチロールくずに、やはり牡蠣養殖に使うプラスチックのパイプ。
　次がペットボトル、あとは発泡トレー、使い捨てライター、目薬などのプラ容器。
思ったより、釣りのゴミが少なく少し安心しました。


　約２時間半の清掃のあと、解散して帰途につきましたが、途中投げ釣りをしている人を発見
釣果を見せていただくと、17～18㌢のキスが４匹に、キビレチヌの20㌢くらいが・・・・・。


　さっきまでは、釣り場清掃と割り切っていたので、なんとも思わなかったが、大好きなキスを見たとたん、『あぁ～竿を持ってくればよかった』と思ってしまいました。
　釣り人の悲しい性（さが）なんでしょうね・・・・・・。