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全日本投げ釣り大会(教室)
 先日、似島での【家族初心者投げ釣り大会】をお手伝いくださった方との会話の中で、「この海岸線が、竿の放列で並んだことがあるんですよ」と言った海岸線、懐かしい写真を掲載してみました。


(1970年代、全日本投げ釣り大会(教室)での一こま)
 上の写真の海岸線、先日は絶好の釣りシーズンなのに、一人の釣り人もいませんでした。

 この大会は、1969年に第一回が開催され、なんと千人以上の参加者を集めました。
翌年発行された、広島サーフ会報【楽釣】’70新年特別号には、次のように書かれています。

『全日本サーフの体質改善、スッキリとした体制で再発足した69年、一般の人たちにも、これがサーフキャスティングだをPRすべく行われたのが、10月12日の全日本投げ釣り大会。
・・・・・・・・、似島という広島港外の小島で、連盟会員ならふだんは見向きもしない釣り場だったが、二百人定員の定期船二隻がピストン運航という盛況で千人以上が島に渡り、有史以来だと島の人をオドロかせた』
と書かれています。


(1969年、第一回目の全日本投げ釣り大会に集まった釣り人、似島桟橋は押すな押すなの大盛況)

 このころ、特に目立ったのが竿袋を担いで自転車でやって来ていた少年たち、あの元気な野性味あふれる少年キャスターの姿、最近ではとんと見かけなくなってしまった・・・・・。


(1978年ころの広島港桟橋、自転車でやって来た少年たちで溢れかえっている)


 この大会は、1982年に【第一回県民投げ釣り大会】として受け継がれ、1983年第二回、1984年第三回と行われたが、この年を以って似島での大会は終わりをつげました。
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2011/11/02 20:44 | 未選択

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