冬は午前９時前、夏は午前６時半ころに愛犬ぷりんの散歩に付き合っている。
我が家の愛犬はシーズーという犬種で、足が短い部類の犬なので、道路が熱い時間に歩かせると身体が地面に近い分、良くないとのことで夏は涼しいうちに、冬は多少路面が日差しで暖かくなったころを見計らって散歩をしている。
今朝も、お決まりのコースを歩いていると、【ハローキティ】のダンボール箱が道の脇に置いてある。
近寄ってのぞいてみると、小さな子猫が「ミャーミャー」と鳴いている。
私の小さいころは、捨て犬や捨て猫が結構あり、私も小学生のころに犬を２匹とネコを２匹拾って帰って飼ったことがある。
しかし、最近では動物愛護などが提唱され、捨て猫などは漫画の世界だけだと思っていた・・・・・・。
ぷりんは気になるのか、何度も覗き込んでいたが、我が家でぷりんと一緒にネコも飼うわけにも行かないのでその場を立ち去った。
いつもは、コースどおり歩いて帰るぷりんが、今日に限って７～８回後戻りをしようとして、足を踏ん張っては抵抗してみせる・・・・。
ぷりんなりに、動物の感というか何かを感じたとしかおもえない素振りだった。
先日から腰が痛くて痛くて仕方ないので、昨日に引き続いて病院で電気治療を受けた。
病院から出てみると、結構な日差しとなり温度もかなり上がっている。
捨てられていた子猫が気になり、その場所まで行ってみることに・・・・・。
「三原市の本郷あたりにある動物愛護センターに連れて行ってやろうか？」、「水を買って行こうか？それとも牛乳の方がいいかな・・・・」、「家に帰って、要らない傘を持って行って日陰を作ってやろうか・・・・」、「人通りの多い場所で日陰になる場所に移動させてやろうか・・・」などと考えながら、今朝の場所に行ってみた。
恐る恐るその場所を見てみたら、ダンボール箱はそこに無かった・・・・・・・、だれか優しいひとに拾ってもらったのだろうか？そうだったらいいな・・・・と思いながら愛犬ぷりんの待つ家に帰った。
それにしても、捨てたヤツは許せん！！
あのまま炎天下に置かれたままだとどうなるか・・・など考えもしないのだろうか！
去年の３月、三崎にいたわんちゃん、先日東広島市河内町宇山に蕎麦を食べに行った時に、山の中にいた２匹のわんちゃん、おとといマッサージに行った時、日下津城跡近くにいたわんちゃんなど、あちこちで捨てられたわんちゃんやネコを見かける・・・・・。
（臆病で最初は警戒心をあらわにしていたが、時間が経つにつれて私を信用してくれたのか、私のすぐうしろで目を細めて寝そべっていた三崎のわんちゃん、私はこの写真を見るたびにかわいそうで涙が出そうになってくる）
我々人間は、好むと好まざるに関わらずいろいろと殺生をしてしまうもの、せめて最低限必要以外の殺生は慎みたいものです。
