昨日は、二ヶ月に一回の会議のために広島県庁に行きました。
2019年の県民手帳の《広島県の一日》を見ていろいろと考えさせられました。
広島県では、一日に36・1組が結婚し、そのうち三分の一の12・6組が離婚しているそうです(平成29年)。
人口の増減にもびっくりしました。
一日に62・1人の誕生があり、亡くなる方は82・0人とのこと(平成28年)。
日本最古の書物と言われる《古事記》のなかで、国生みをしたイザナギ・イザナミの神のうち、火の神(カグツチ)を産んだイザナミが亡くなり、その後そのイザナミのもとを訪ねたイザナギが、変わり果てた姿に恐れおののき、黄泉津比良坂から逃げ出す時、追いかけてきたイザナミが「一日に1,000人の地上の人間を殺します!」と恨みながら叫びました。
それに対してイザナギが「それなら一日に1,500人の子を産ませよう!」と応答したといわれています。
その後の日本の人口は、亡くなる人より、生まれる人の方が多く、下記のとおり時代によって増えていき、現在の日本の発展をみたわけです。
奈良時代 約 451万人
鎌倉時代 約 700万人
安土桃山 約 1,227万人
江戸時代 約 1,750万人
明治時代 約 3,481万人
1970 年 約10,372万人
2010 年 約12,805万人
と、食糧事情や医学の発展で飛躍的に人口を増やしてきましたが、県民手帳の数字だと2010年をピークに確実に、それもものすごい速さで減少の一途をたどるのでしょうね。
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