小池　勝の投げ釣りブログ

　少し早めに家を出て、江田島に向かう。
　今朝はマイナス潮、渚を歩くともうすでに40～50㌢に成長したワカメの群生があったり、手長ダコが藻の上でのんびりとしていたり、ナマコが無造作に転がっていたり、ガザミやイシガニがあわてて身を隠したりと、普段見ることのできない磯の生物にお目にかかれる。

　午前７時30分ころから、前から気になっていた場所で竿を出す。
　朝のコーヒーを入れていると、どこからともなく一艘のナマコ曳きの漁船が・・・・・。

（最高のシチュエーションを引き裂くようなナマコ曳き漁船）

　仕方なく釣っていたが、何度も何度も目の前を曳きまくる・・・。
　２時間弱、どこかに消えてくれることを祈りながら頑張ったが、クサフグ１匹だけ。おまけには、ナマコ曳き漁船もずっと付き合ってくれる。

　そこから20分くらいの場所に移動する。

　ここは、友人の話では、牡蠣を洗う水がじゃんじゃん流れる春先まで、カレイが有望との話。
　初めてここで竿を出すが、一時間粘っても竿先はぴくりともしない・・・・。
　おまけには、仕掛けを回収のため巻き寄せると、50匹以上のフグが群れになって付いてくる。写真を撮ろうとしたのだが、あまり食い気がないのかすぐに散ってしまった・・・・。
　ここは、花見ガレイの時期が面白いだろう・・・。


　次の場所、車を停める場所を探していると、来た来た・・・ナマコ曳きの漁船が・・・。
　目の前で網を上げたが、ろくな物が入っていない様子。

　ここでも一時間くらい粘ったが、近投の仕掛けのエサが盗られただけで、あとはさっぱり・・・・。

　引き潮に入るので、最初の場所に行って一時間ばかり頑張ってみることに。
　最初の場所に戻ってみると、まだナマコ曳きの漁船がやってくる・・。
　やはり、初釣りはナマコ曳きの漁船がいない、周防大島か山陰の阿武町あたりにすればよかった・・・。
　本当に気分は最悪！！

　腹ごしらえをして、暖かいコーヒーを作って飲んだあとに帰ろう・・・と開き直ってお湯を沸かしていると、50～60ｍに投げた竿にアタリ！、ここは浅いのでアタリがよく判る。
　巻き上げてみると本命が！
　しかし、27㌢(卵はもうもう持っていなかった）・・・。

　散々な初釣りになってしまった・・・。

　今日は３ヶ所を４回探ったが、花見ガレイの時期にはいけるかもしれない・・・。

　次は、18日のクラブの新年大会・・・・、今度はナマコ曳きの漁船のいない山口県周南市の大島か粭島・・・・、しかし、ここは網入れの多い場所、一難去ってまた一難か・・・・・？