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鹿児島二日目、三日目。

 突風で夜明けを迎えた鹿児島での二日目、30年ちかくも前のこと、生まれて初めてアオギスを見た、南さつま市の万之瀬川河口の吹上浜に向かいました。

 雨は降り続いているのですが、長靴と傘は車の上のルーフボックスの中、途中の屋根つきの駐車場に入らせてもらってルーフボックスを開ける。

 車の中から見る万之瀬川は前日の200ミリを超える豪雨で、濁流が渦巻いている・・・・・・、これではキス釣りなんかできっこない。
 この辺りのアオギスは絶滅したと言われているが、あれでも万分の一でもの可能性を求めて一日釣りをする予定でやってきたのですが・・・・・・。

 今回の旅の目的15%減の35%に・・・・・・。



(途中にある万世特攻平和記念館、知覧ばかりが注目されているが、ここからも201人の若人がお国のために飛び立っている)

 万之瀬川河口にある新川公園までくると、雨もやや小降りになったので松林の中を歩いてみることに。
ここではおととし来た時、老松の枝に根を張って着生していた【ボウラン】を写真に撮りたかったから・・・・・。
 しかし、ボウランが着生していた枝には、引きちぎられた根っこが少し残っているだけで、誰かが持ち去ったのでしょう、ボウランの姿は見ることができませんでした・・・・。
 今回の楽しみのうち15%減で20%まで下がってしまった・・・・。

 南さつま市加世田の、元同僚宅2軒にお電話をしてお参りさせていただくことに・・・・。
 ご仏前で、「あなた方と知り合ったおかげで、この辺りを何度も釣り歩き、自分なりに楽しい経験ができました。これからの体力気力を考えると、多分今回が最後のお参りかも知れないので」と・・・・・。
 でもお世話になったお二人のお参りができたので20%プラスで40%まで回復。

 西郷どんが通ったといわれる、薩摩川内市の高城(たき)温泉でゆっくりするため、また強く降り始めた雨のなか、国道270号線を北上。

 途中で、念願のボウランの自生を見ることができました!!!!!10%挽回で50%・・・・・。



(松の枯れ枝に着生しているボウラン、まだ花を付けるような成株ではないが)

 270号線~3号線を走り継ぎ、お目当ての高城温泉の竹屋旅館に到着。



高城温泉に来た以上は、共同湯へ・・・・・・・と向かう。
なんと入口は表ではなく路地を入った一枚ドア。



(右手すだれの奥が入口)

ドアを開けると、入湯料200円と書かれた料金入れがあるだけで、だれもいない・・・・。
お湯は少し熱めで肌ざわりはぬるりとした感じ。

 竹屋旅館に帰り、内湯に入ってみると雰囲気は私の好みにぴったり!
前日の鰻温泉に続いて私のお気に入り温泉、トップテンの上位にランクできるお湯。
 このお湯に浸かって65%まで回復。



(竹屋温泉の内湯、お湯の良さはもちろん、すぐ窓の外を川が流れていて雰囲気は最高)

 23日も雨もようなので、竹屋さんに連泊を決めて、お昼は薩摩川内市の観光、夕方からは入り放題の温泉三昧。



(薩摩川内市の高江にある江之口橋、武家屋敷通りにつながる石橋ですが、現在も2t以下の車が通行可能な文化財)



(江戸時代、1679年から8年にわたる難工事で完成した長崎堤防。これにより高江三千石といわれる素晴らしい水田が誕生したのです)



(薩摩の国一宮だった、ニニギノミコトを主祭神とする新田神社)

 さてさて薩摩川内市の観光も終え、高城温泉にもどって23日も竹屋さんに宿泊。
 ここの温泉の効用はすばらしく、二日間浸かっているうち問題を抱えていた坐骨神経がぴりぴりし始めて、ずいぶんと腰が楽になり今回は最後まで腰を気にしないで走れました(昨年は帰広後にぎっくり腰になり10日くらい難渋しましたが・・・・)。
 機会があればぜひ試してみてください。

 いよいよ翌日24日の朝9時の【高速船 甑島】で上甑島に渡ります。






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2014/06/28 20:49 | 温泉自慢

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