忍者ブログ
2013年 落ちギス戦線異常あり。

 毎年この時期になると【落ちギス】もさることながら、【コウタケ】が気になり始めます。
「半農半漁」の私、(最近は、社会科の時間に習わないのか、若い子には半農半漁って何?といった顔をされます)海では落ちギス釣りに、山ではコウタケ採りにと季節を満喫しています。

 9月21日、コウタケの生えるカミさんの里の義姉も、カミさんもしきりに「まだ、コウタケには早いよ」と口を揃えて言いますが、魚釣りで修練した【旧暦】から判断すると、盛りとは言えないまでも絶対に生えているはず・・・・と、渋るカミさんと義姉、そして甥と4人で山に向かいます。
 ブルドーザーで削っただけの林道は、先月の豪雨でにわか仕立ての川になったのか?深くえぐれて走行もままならない。

 それでも、悪路走行で鍛えたウデで右に左にハンドルを切り、路肩の草むら部分と道路中央の若干高くなった部分を選びながらの走行。
 しかし、あと50mという場所で、いかに「行け!行け!どんどん」の私でも、、5月のJAFによる救出劇を思い出し、同乗していた3人に車から降りるように告げる。
 一人なら、少々溝にはまってもいいや!!と義姉や甥が「あと5cmくらいしかない!」顔色を変えているのを尻目に、ハンドルを切ってその難所を脱出成功emoji
(さすがの無鉄砲な私も、帰り道は別の道を帰りましたemoji

 さて肝心のコウタケは、旧暦から割り出した私の勘がズバリ!で、あまり大きくはないけどそこそこ生えていました。



(私のカメラを忘れたので、慣れないカミさんのカメラで撮ったので手ぶれを起こしています)

 コウタケは大きくなればカレー皿くらいのものはザラですが、大きくなるまで待っているといつの間にかよその人に採られてしまいます。


 翌22日の午前6時、今度はこれも大好きな【落ちギス】釣りに・・・・・と浜田へ向かいました。
今回は、出雲おろちサーフのトシくんが「朝のうちキス釣りをして、実家の稲刈りに帰るのでどこかでご一緒しませんか?」とのこと。

 かめや釣具浜田店でエサを買い、まずは土田北浜を目指しました。
ところがトシくんからの連絡では、「4投して素バリ・・・・・5投目に波口でピンが1匹」とのこと、急きょ三隅川河口で落ち合うことに。

 三隅川河口には私の方が先に着いたので、河口の波止から延長線上に・・・・・・しかし「今は~もう秋~♪ だれもいない海ぃ~♪」状態・・・・・・。
 しからば波口か?と右に広がる砂浜に平行気味に投げる。
ずっとずっと引いてきて、波止際の消波ブロック辺りでピンの3連。

 そこにトシ君がやって来て、思いっきり川の中へ・・・・・・・!?
私は、「先日来の雨で水潮になっているので、川の中はなかろう」と独りごとを・・・・・。
 それが、なんとなんと16~18㌢のキープサイズを5連で!

 ほんとうにキスは判らない?
真夏に雨が降らないで、塩分濃度が高まっての苦潮や、海水温が高くなりすぎるとキスは藻際や磯際、そして河口などに入ってくる習性があるものの、ここ最近の雨や強風で混ぜっ返され、かなり水温は下がっているはずなのに、まだ冷たい川水を求めて河口に入っているのだろうか・・・・・・。




 意地を張るのはやめて、トシくんと交互に川向きに投げて、そこそこ数を上げキープサイズは6割くらい。
 ただ、近くばかりで食ってくるので、「食べるだけ釣ったらどこかに移動をしようや」と35匹くらい釣ったところで移動を決める。

 次は折居に行ってみるが、大好きな夏井の浜は、フグがハリスを「カチン!」と切っていく。





(かわいいスナガニが、巣穴から顔を出し「おっちゃん、よお釣らんのか!」って言っているような)

 折居の波止はノーヒット・・・・・・・。

 実家の稲刈りに帰る・・・・というトシくんとはここで別れ、もう西に下るのもムダなようだし、浜田以東に行く気にもならないので、最後の釣り場のつもりで日脚海岸へ。

 浜の中央辺りで投げるがノーヒット・・・・・・。
やはりここも波口か?と斜めに投げて引いてくると、きました!きました!プルンプルンと、それもそこそこの引きが。
 上げてみると17~18㌢の3連!
次はややサイズが落ちての2連。
5~6投したころ、「ククー!」と引いて喰ってきた魚が!波打ち際でエラ洗いを・・・・・・。
「ん!キスがエラ洗いをするって?」と巻き上げてみると、20cm弱のセイゴが・・・・・。
次は同じようなサイズのセイゴが3連・・・・・。



(セイゴが4ついたのですが、途中で一匹外れました)

 いくらちびっこセイゴとは言え、一応はフィッシュイーターのセイゴが暴れだしてはキスが散るはず、それからは3~4投目に1匹とさえない釣果なので、早々と切り上げることに・・・・・・。
 結局今日もカウンターは48で、50匹を越えることはできませんでした・・・・。

 帰り道、金城町にある【湯屋温泉】に浸かって疲れをとり、愛犬ぷりんの待つ県北の義姉の家へと帰りました。

 落ちギスが変です?
このまま落ちギスシーズン終了となって欲しくないものです。
 また来週、山陰の海に行ってみることにします。





 

PR

2013/09/24 20:10 | 落ちギス

<<釣りごろ つられごろ | HOME | もうキンモクセイが!カレイシーズン突入か?>>
忍者ブログ[PR]