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無事帰ってきました。


(愛犬ぷりんは、おいでおいでをしながら迎えてくれました)


 今から40年以上も前のこと、ラジオの釣り情報で、「山口県長門市仙崎のかまぼこ工場の裏で、座布団ガレイがバッタバタ!」との言葉に踊らされ、高速道路も無い時代に、国道2号線と316号線をひた走り、仙崎に到着しました。
 くだんのかまぼこ工場の裏は、底が見えるほど浅くてとても座布団ガレイが釣れる雰囲気ではありません。
同行したテラさんとクラブの達人さんと相談の上、また来た道をそのまま引き返し、瀬戸内側の秋穂海岸まで行った思い出があります。
 淡白と言うか、「スパッ!」と切り替えの早いのが私やテラさん、達人さんなのです・・・・・・・・。

 今回の【甑島釣行】、そのテラさんとの同行でスタートしました(これからとんでもない一週間の迷走状態が始まるのです)。

上甑島の里にある【旅館えびすや】さんには9日10日の宿泊予定。
まず一日早めの8日に鹿児島に着き、西郷さんの銅像や城山展望台に登って桜島を眺める。
そのあと、広島時代にお付き合いがあった【かめや釣具城南店】の店長さんに会いに行くが、昼からの出勤とのことで、会うのはあきらめて指宿に向かう。

 指宿では、砂湯の場所以外でも海辺からは温泉の蒸気が昇り、裸足で歩いてみると熱いのなんの砂浜の温度は50度以上もある。
 「ここのキスは年中暖かい海にいるから、越冬ギスとは呼べないね」「石に付いている牡蠣などは熱くはないんじゃろうか?」と、テラさんと話しながら竿を出す。



【海中足湯】に浸かりながら、引き釣りをしてみるがキスはいないのか?たまたま潮が悪いのかノーヒット・・・・。

 「同じ砂湯に浸かるなら山川の砂湯に行って、ついでにおいしいカツオ料理を食べさせる店に行こう」と山川に。



港からすぐちかくにある【ひさご】でカツオのたたき定食を、「旨い!安い!1360円!」。



(中央に山川の砂湯があります)

 山川の砂蒸し温泉、【砂湯里(さゆり)】に埋められて15分、いい汗をかいて山川をあとに・・・・・・。



 途中、大好きな開門岳を真正面にながめる、日本最南端の駅【西大山駅】で記念撮影。
懐かしい枕崎の【立神岩】を写真に撮り、鰹節を作るためにカツオをいぶす煙の匂いをかぎながら枕崎をあとにして、今夜の宿【松屋】のある南さつま市へ・・・・・。


(枕崎市のシンボル立神岩)

 昨年も訪ねた、元会社の同僚のお家2軒を訪ねる。
一軒のお家の娘さんは、今回同行したテラさんの息子さんと、広島時代に同級生だったとのことで、昨年以上に話が弾む。
 松屋さんでも、ふたりだけで食事をするよりは・・・・・とご無理をお願いしてKさん親子さんに松屋まで来ていただいて、懐かしくお話をしながら楽しい時間を過ごしました。
 テラさんと「ご一緒に食事ができたし、砂湯やおいしいカツオたたき定食を食べたり、ほんとうに楽しかったね!」と話合いましたが、それは明日に迫った運命を知る由もない会話でした・・・・・・・。

 夕方から降り始めた雨は、夜半には屋根を叩く雨音で目が覚めるほどの雨脚でした・・・・・・。






 
 
 

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2013/06/14 20:30 | 遠征のお話・思い出

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