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連休後半の奮闘記
連休後半、かねてよりの計画どおり四国の三崎のカワハギと、三瓶のベラ狙いに行って来た。この2魚種ともエサ盗りの名手として挙げられるおさかな、それ相応の覚悟をして出かけたのだが・・・・。
 5日、9時25分松山観光港に上陸、松山に来た以上は・・・と、三津浜にある田所釣具店さんに寄り、松山キャスターズ名誉会長の亀田氏にご挨拶・・・と、おじゃましたがあいにくお休みとのこと。亀田氏には、全日本サーフキャスティング連盟愛媛協会の40周年記念パーティーのおり、長年のあこがれだったサクラの日本号の赤い竿(未使用)をいただいた。また、私には足りない『人望』という点で学ばせていただくものがある方。
 伊予インターから大洲インターまで松山自動車道、大洲からは八幡浜経由で三崎まで走る。
 4月に訪れた時は山々には山桜、道々にはソメイヨシノの花が満開で我々を迎えてくれた。
 今回はガラッと様相が変わり、山々にはまるで野菜のカリフラワーのような状態で、椎の木の花が黄白色の花を咲かせている。まず広島ではお目にかかれない光景に目を奪われる。
 集落が近くなると、白いみかんの花が甘い香りをただよわせる。四国にお住まいの方はなんということのない季節の移り変わりかも知れないが、私のように県外から訪れると妙に感慨深いものがある。


 そう言えば、若いころ三崎や三瓶に通っているころ、今の時期にはみかんの花の香り、6月ころには栗の花が咲き、なんとも言えない香りが深く印象に残っている・・・。
 三崎では13時過ぎから竿を出す。
 約2時間は海ケムシに遊んでもらう・・・。この海の底には海ケムシが絨毯のように無数に存在しているのではないか?と思えるくらい。
 途中まで数えていたがしまいにはやめた。
 カレイ釣りのように数分ごとに何mか巻きながらさびけばいいのだろうが、珍しく竿4本を出したのでめんどうなのでそのままに・・・。


 15時ころ25・5㌢が竿尻を持ち上げるアタリで釣れた。ランクには少し足りないが今回の本命に気を良くする・・・が、あとが続かない。おまけに流れ藻、強風、海ケムシの三点セットでまったく釣りをした気がしない。
 流れ藻の少ない場所に移動、辛抱して釣り続ける。やっと18時前に26㌢オーバーと24㌢が釣れた。
 風は相変わらず、夜釣りに備え対岸に移動する。しかしここは先ほどの場所より風当たりがきつい。
 新しいトーナメントサーフⅡはガラガラと音を立てて護岸の上を転がる、水くみバケツはころころ転がって行く・・・・。
 おまけに夜釣りをあまりしない私は重大なミスを・・・。我が家での釣具置き場のガレージの中にはぎょぎょライトが一ケース用意されているのに、一本も持参していない。仕方なく明かりのいらない三崎港で釣るが、アナゴばかり・・・。
 釣ってはリリースを繰り返し、6匹を釣ったところで納竿、三崎での初日は終了とした。

続く
 
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2008/05/08 21:00 | 遠征のお話・思い出

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