6月末、急用ができたため鹿児島から無理をして帰ったが、今までに経験したことのない不整脈が起き始めました。
それ以降釣りには7月6日(山陰)、7月22日の中国新聞くらし欄の取材、8月お盆前に瀬戸内の島へお墓掃除のついでに2時間くらい竿を出しただけ。
(この取材時も、10時過ぎに頓服薬を飲んで続けました)
特に8月は、就寝のため二階に上がるにも、階段一段上がっては脈を整え、また一段上がって・・・・と5~6分掛かり、また寝てからも大変で、夜中にも頓服薬を飲んで・・・・・と、さすがに今回だけは、8月13日のブログに書いた「純国産新築物件」に入る覚悟を決めていました。
不思議なものですね・・・・・・・・。
子供のころは「死ぬ」ということがとても恐く思えていましたが、この時はそんな気持ちは一切なく、故鴨谷師や二代目広島協会長本田氏、諸先輩が妙に懐かしく思えていました。
それでも、9月6日~7日の全日本サーフ島根協会設立記念大会だけは・・・・・と、その日に照準を合わせ、一ヶ月間は大好きなビール一滴も口にしないで、自宅入院状態を続けていました。
9月7日、晴天無風でやや波気のあるきれいな海を眺めながら、無事島根協会設立大会は終了しました。
(9月7日の大会風景)
その海を見ていると、キス釣りが無性にやってみたくなりました。
9月14日、行くならば大好きな琴ヶ浜(島根県大田市)と出かけました。
わが家から100分くらいで到着しましたが、けっこう波が高くて釣れるキスもタバコサイズ・・・・・。
ダメもとでと逢浜海岸に降りてみたが、ここも大荒れでさっぱり。
(波が高く、波しぶきもあがっています)
来る途中の田尻海岸も、静間川河口から西に広がる近藤ヶ浜も同じ様子。
仕方なく、比較的広い港内の和江漁港に行ってみたが、どこもかしこも釣り人で満員御礼!!
(先端と名の付く場所は、すべて満員御礼)
宅野で釣り始めたが、アタリは少なく10回投げて4匹だけ・・・・・・。
再度未練がましく琴ヶ浜に戻り、東端の岩場付近から・・・・・・。
何年か前の落ちギスシーズン、ここで良型の入れ食いに偶い、L型天秤がI型天秤になるほどキス釣りを堪能したことがある・・・・・・・・・・が、そんなに甘くないのが世の中。
(仏さまに供えるヒサカキを背負い籠いっぱい背負ったおばちゃんに「キスは釣れるかな?」と、慰めとも思える声を掛けられ・・・・・・・)
次に、いつもの海水浴場の桟敷前で釣り始めるが、熊手とざるを曳きながらおっちゃんが現れ、「駐車料金300円を・・・・」と。
海水浴シーズンならいざ知らず、20数年通っているがこんな時期に来るのは初めて。
(300円と引き換えに、鳴り砂を入れたカードが)
琴ヶ浜は確かに鳴り砂で有名で、いつまでも大事にしたい気持ちは持っていて、私たちのクラブでも大会後、余ったエサを海に捨てないよう呼びかけています。
そのおっちゃん、次から次から訪れて鳴き砂を楽しんでいる観光客のところに行っては、駐車料金集めに話しかけている、つまり熊手とざるに少しだけ入った流れ藻は、単なる小道具に過ぎないありさま。
観光客はもちろん、私たち釣り人も海を汚すことは本意ではなく、海岸のごみを見てもほとんどが流れ藻や枯れ枝の類。
清掃・管理する人がいることはうれしいことですが、付近の海岸も横並びにこんなシステムを取り始めたら、一回キス釣りに行くたびに1500円くらい払うことに・・・・・。
「茶碗一杯の砂に、耳かき一杯のチョークの粉を入れると鳴らなくなる」とのことで、まぁ、この浜は集めたごみを砂浜で焼かないから灰が混じることもない、その努力は評価してそれでも良しとするか・・・・・と西端まで移動してみると、なんとなんと!!!
白煙をもうもうと上げてゴミ焼きの最中!
これで最近この浜がどうも草原化しているような・・・・・・と、抱いていた疑問が一気に吹き飛んでしまった!!(護岸付近に、やたらと草が生え始めました)
浄財を集めるなら、せめて浜で焼かないで陸上で処理して欲しいものです。
え~っと、グチばかりこぼして釣果の方はですね、これまでの三ヶ所でカウンターは16を指していますが、クーラーの中には5匹だけ・・・・・・・。
もう浜からの引き釣りにはこだわってはいられない・・・・・と温泉津湾での引き釣りに。
(やはりここだと良型がダブルで釣れたり)
型もかなり良いのが釣れましたが、引き釣りは浜から釣ってこそ・・・・・とだんだんやる気が失せてきて、12時前にやめて温泉に野菜市にと廻って帰りました。
(当日は24・5㌢をかしらに、16㌢以上が23匹・・・・・・・)
久々に本気で釣行しましたが、不本意な結果に終わりました。
不整脈の方は、頓服薬と安定剤でなんとか過ごせるようになったので、一度はあきらめた南九州にもまた行けそうです!!!!!!!!!!!!!!