近年、全国的にウナギの稚魚《シラスウナギ》の不漁が続いており、広島県では昭和37年の200数十トンあったシラスウナギの漁獲量も、昭和50年代には50トンを割り込み、令和に入っては10㌧を切っています。
そこで、広島県では『10月1日から翌年3月31日までうなぎの採捕禁止』としています。
このことは県のホームページなどでは、数年前から掲示されていました。
しかし、釣り人目線からの意見として「多くの釣り人が周知していないのでは?ポスターを作成して釣具店などに貼ってもらうのはいかが」と提案。
その結果、今年はこのポスターを作製・掲示してもらうことになりました。
「下りうなぎ採捕禁止期間」を設けているのは、下図で緑に塗られた都府県です。
謎の多いうなぎの一生は、おおむね下の図のとおりです。
ウナギ種苗(シラスウナギ)生産技術開発の現状
● 1990年代より卵からシラスウナギを育てる技術開発を開始。
● 平成14年に独立行政法人 水産総合研究センター(現(国研)水産研究・教育機構)が世界で 初めて卵からシラスウナギまでの人工飼育に成功。
● 平成22年には(国研)水産研究・教育機構が世界で初めて「完全養殖」に成功。
● 令和5年には年間数万尾のシラスウナギの生産が可能に。
水産庁における種苗生産技術開発の進捗状況(ウナギ種苗の商業化に向けた大量生産システムの実証事業(平成29年度~))
● 現在天然シラスウナギの取引価格は1尾180~600円(平成24年~令和5年漁期)であるのに対し、人工シラスウナギの生産コストは1尾1,800円(令和5年度)であり、さらなるコストダウンに取り組み、社会実装を目指しています。
● これまでの成果を活用し、(国研)水産研究・教育機構を中心とした多分野の産学官が連携し、成長・生残の良好な飼料、生産性の高い飼育水槽、自動給餌システムの開発等、シラスウナギを効率的かつ安定的に大量生産する技術開発を進める。
そこで、広島県では『10月1日から翌年3月31日までうなぎの採捕禁止』としています。
このことは県のホームページなどでは、数年前から掲示されていました。
しかし、釣り人目線からの意見として「多くの釣り人が周知していないのでは?ポスターを作成して釣具店などに貼ってもらうのはいかが」と提案。
その結果、今年はこのポスターを作製・掲示してもらうことになりました。
「下りうなぎ採捕禁止期間」を設けているのは、下図で緑に塗られた都府県です。
謎の多いうなぎの一生は、おおむね下の図のとおりです。
ウナギ種苗(シラスウナギ)生産技術開発の現状
● 1990年代より卵からシラスウナギを育てる技術開発を開始。
● 平成14年に独立行政法人 水産総合研究センター(現(国研)水産研究・教育機構)が世界で 初めて卵からシラスウナギまでの人工飼育に成功。
● 平成22年には(国研)水産研究・教育機構が世界で初めて「完全養殖」に成功。
● 令和5年には年間数万尾のシラスウナギの生産が可能に。
水産庁における種苗生産技術開発の進捗状況(ウナギ種苗の商業化に向けた大量生産システムの実証事業(平成29年度~))
● 現在天然シラスウナギの取引価格は1尾180~600円(平成24年~令和5年漁期)であるのに対し、人工シラスウナギの生産コストは1尾1,800円(令和5年度)であり、さらなるコストダウンに取り組み、社会実装を目指しています。
● これまでの成果を活用し、(国研)水産研究・教育機構を中心とした多分野の産学官が連携し、成長・生残の良好な飼料、生産性の高い飼育水槽、自動給餌システムの開発等、シラスウナギを効率的かつ安定的に大量生産する技術開発を進める。
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