あちこちからカレイ好釣の声が聞こえますが、例年のパターンから見ればもうそろそろ産卵最盛期、となると1月の上旬からは産卵を終えた個体はひとまず釣れなくなるので、竿一本での冬ギス釣りに切り替えになります。
しかしこう寒い日が続くと、もともと猫背でいることの多い私は、肩がこってしまって気が滅入ってしまい、釣りに行く気も起きません。
そうなると本を読むことが多くなります。
今読んでいる本はこれ。
いみじくもこの本の真逆な問題は、昨今世間を騒がせているとある国の財閥問題。
30いくつの財閥のうち、20数人が(前科者)とテレビで言っていました。
そう言えば、若いころはたらいていた都市で「戦後成金」という言葉を何度も聞きました。
実際にそのうちの一人の会社で働いたことがあり、高級外車を乗り回し、腕にはこれ見よがしの金時計にぶっとい金の指輪、当時全盛だった《キャバレー》や高級すし店に連れまわされ(喜んで(^_^;))ていました。
その社長に、戦後成金という言葉をぶつけてみましたら、「わしらにとって、戦後成金とはほめ言葉や」とかんらかんらと笑っていました。
Uターンして入社した会社の先輩からもこんなお話を聞きました。
原爆で焼け出され、親兄弟を亡くしたその先輩は、ほかの同い年くらいの少年たちと一緒にどさくさにまぎれて、広島駅にたくさん停まっていた貨物列車の中から、食べ物ばかり探して食べていたそうです。
しかしその先輩の話では、食べ物には目もくれず毛布や外套など、保存のきくものばかり集めていた人が大儲けをしていたと・・・・・。
これらも戦後成金というお話の範疇でしょう。
私は今、人生の後半それも最終章に入ると《負け組》の負け惜しみかも知れませんが、こんな本に感銘をおぼえるようになりました。
(勝ち組だったら、読まなかったかな・・・・・・(^_^.))
(本来持っていた日本人の誇りうる文化が書かれています)
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メイン記事はジギングです。
もうずいぶん前ですが、山陰の須佐で落ちギス狙いをしていたところ、「ガツン!」とアタリがありますが、大アタリに即合わせをして巻き上げてもキスバリは伸びていない???
次のキャストでも同じ大アタリ・・・・・・。
これはエサではなくオモリに来ているな!と判断した私は、まずイワシカラーのミノーを2投。
レッドヘッドに換えたら一投目からガツン!で大暴れ!
巻き寄せて釣り上げたのは82㌢オーバーのハマチ!
入れるクーラーがないので、腐ってはいけないと速攻で家まで帰ったことがあります。
そうそう、ハゼクチに興味のある方、11月19日にはもう28㌢が釣れたという記事も出ていましたよ!
さぁ、29~31日の間で、とある島にあるおふくろの里のお墓掃除に行き、冬ギスの引き釣りをちょこっとやってこようかな・・・・・・。