島根県大田市仁摩町馬路にある琴ヶ浜、鳴き砂で知られる素晴らしい砂浜。
その中央に、海水浴場の桟敷がある。
今から2~3年前のこと、なんだか手作り感あふれる素朴なお店が出来ているのに気づいたが、釣りをするだけで一度も入ったことがなかった。
昨年、恒例の《キス釣りの集い》のおり、駐車場の広場に置いてある看板の側にたむろしている我々に、オーナーさんがイヤな顔一つせずに、ひとこと声を掛けて笑顔で通り過ぎられた・・・・・、さぞかしご商売の邪魔をしたことだろうに。
その素晴らしい対応に、みんなで「ぜひ来年はチーナカ豆さんで」と話し合いました。
(ロケーション抜群の場所にある、手作り感あふれるチーナカ豆さん)
(お約束どおり、チーナカ豆さんにお邪魔して、まずは冷たいもので懇親会)
実際に、お店のお方とお話してお人柄にますます感心しました。
当日の冷たい飲み物はもちろん、翌日の釣りの後に飲んだコーヒーの旨いこと旨いこと。
また行きたくなりました!
さて楽しい前夜祭の一次会、二次会を終え車の中で仮眠・・・・・。
明け方、「ドッシャーン!ドッシャーン!」と波の音で目が覚める。
前日、土曜日の夕方はたいした波ではなく、子供さんたちも泳いでいたのに・・・・・。
かなり沖合から波が打ち寄せ、これまで20数年の《集い》のうちでも、三本の指に入るほどの荒れよう。
波しぶきが目の前で砕け、何度も虹を見ることができました。
(シャッターを押すタイミングでは、これくらい波が低くは見えますが)
肝心のキスの方はさっぱりで、40分くらい経ってもクーラーに取り付けたメーターは1匹だけ・・・・・。
その後、居場所を見つけても次にはそこにいない?などと、群れどころか絶対数が少ないとしか思えない。
結局、9時の終了までに19匹と、これまでで最低の数・・・・・。
それでも、みんなのを合わせればそれなりの数、手分けをしてキスを捌き、天ぷらと南蛮漬けにして美味しくいただきました。
宇部市からご参加の本田さんからは冷たい飲み物や美味しいお醤油などの差し入れ。
安来市からの川上さんからは美味しい梨などが。
広島市からのN原さんは、家業(お父様)のたこ壺漁で捕れた美味しいタコ。
A高田市からのチャッピーさんは、ちゃんと調理済の南蛮漬けのタレや野菜。
このようなご厚意で、500円の参加費ながら、十分に楽しめました。
最後にみんなで記念撮影
(出雲市からのKOUさんは、所用があるので釣り上がってすぐに帰られました)
どう言うわけか?私がAEDを持たされています・・・・・・・。
このような小さな集いでも、できればAEDや救命浮き輪を用意して・・・・と思いまして。
10月29日の似島でも、救命浮き輪三個を持って行きます。