中国大陸の方へ西進していた台風15号が、急に進路を変え、沖縄や九州を暴風圏内に北上していました。
予報では25日の夜に山陰へ抜ける・・・・・・とのことだったので、用事を済ませたあと、半夜釣りをして、25日の朝9時ころまで釣って、それから帰って庭の飛びそうなモノを片付ければいいか・・・・・と。
島根県大田市での用事を兼ねて向かったわけ。
まずはお気に入りの琴ヶ浜へ。
今から30年以上も前、落ちのシーズンに右端から投げて、18~19㌢が鈴なり・・・・・・といういい思いをしたことがあり、そこから投げるがアタリは少なく、たまに釣れるのはタバコサイズのマイクロピン・・・・・・。
平日でも、石見銀山観光のついでに立ち寄ったという観光客が3組10人くらい、鳴り砂を楽しんでいる。
いい思い出を持ち帰ってほしいもの。
観光客から離れて浜の中央で投げるが、数は来るもののサイズは同じくマイクロピン。
(4本バリに4連は当たり前だが、サイズはマイクロピンピン・・・・・・・・)
ちびっこいじめをしても仕方がないので5投で竿を納めて半夜釣りの場所選び。
半夜釣りをするにしても、幽霊とUFOの怖い私は、釣り場から墓場の見える和江港はパスして、まず宅野港へと向かいました。
宅野港・・・・・・・・、しかし500円玉を二つくっつけたくらいのチャリコがハリの数だけ釣れてくる(>_<)
次は仁万港へ。
投げてさびいてみると宅野よりも大きい?もののチャリコ・・・・・・。
宅野港と「五十歩百歩」のチャリコ釣りは止めて、少し暗くなるまで車の中で横になる。
あちこちで漁師さんが船を入り江にかわしたり、岸壁から離れるよう繋留しなおしている。
こんな光景は、昔五島列島でよく目にしたが、漁師さんにとっては大切な船、家族連れでがんばっている。
私も及ばずながらロープを引っ張ったりとお手伝い。
(久々の半夜釣りだが・・・・・・)
釣れるのはチャリコ、ゴンズイ、チヌの手のひらサイズ、そして写真のヨコスジフエダイ(>_<)
釣っていると、ウミヘビが水面を泳いでいるのが見え、「釣れるなよ!」と祈るような気持ち。
キスは、まだ明るいうちに《ダイワ アオリマチィック》をジヤー!と鳴らして釣れた20㌢だけ・・・・・・・・。
明朝に期待して早めの20時半には車の中で仮眠を決める・・・・・・・・・。
翌朝4時、港の外側から「ドッシャーン!!ドッシャーン!!!」と大きな音で目が覚める。
こっちも「どしたーん?どしたーん?」と港の外を見てみると大荒れ!
カーナビでテレビを観ると、「昼ころに山陰に抜ける」と、昨日より予報が変わっている!
いくら向こう見ずな性格の私でも、帰り道ががけ崩れでも起こしたら大変!と、すぐにエンジンをかけてスタート。
エサはほとんど使わないまま海の中へ・・・・・・。
なんとか午前7時前に無事帰宅し、家の周りの植木を片付ける。
愛犬ぷりんと、台風が通過するまでテレビの番・・・・・・・・、幸い特に被害ないまま通過して行った。
今年はなんだかんだで、台風に翻弄される年だなぁ・・・・・・・とため息が。