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もみだねうしない。
もみだねうしない》、耳慣れない言葉ですが、クジメや場合によってはアイナメを言い表す地方名です。

 私が投げ釣りを始めたころは、カレイを釣るよりうんと簡単だったクジメやアイナメ。
ここ数年、めっきり姿を見ることがなくなった。


(アイナメの近縁種のクジメ、アイナメほど大きくならず、せいぜい25㌢くらい)

 もうずいぶんと前、中国新聞にアイナメ減少を嘆いて寄稿した私。



 瀬戸内の海水温上昇で、冬眠をしない《磯ベラ》が増え、アイナメの卵を脅かせていると書いた。
 従来からいる《キューセンベラ》は、水温が下がると砂に潜って冬眠するため、冬季1月・2月に産卵するアイナメとは上手くバランスが取れ。前述のとおりアイナメはたくさん釣れていて、キス釣り大会、カレイ釣り大会に加え、アイナメ大会も盛況を極めたが、最近ではどうだろう・・・・・・?

 前置きが長くなったが、広島湾あたりであまり姿を見なかった《ヒガンフグ》、磯ベラの代表種《ホシササノハベラ》が増え、《ヘダイ》なども姿を見せ始めて久しい。

 釣り人だけでは、温暖化を止めるすべもなく、個人的に少しでもCO²を出さないように心がけるだけ。
ただ、自然の流れに嘆くばかりではなく、《カワハギ》などが普通に投げ釣りで釣れ始めたが、これを素直に受け入れることにした。

 おまけには、今投げ釣りのエサ不足、価格高騰のなか一番安定している《アオゴカイ》で充分釣れるのもうれしい。

 先週の火曜日に続き、11月28日の火曜日も江田島にカワハギ狙いに出かけた。

   
  (煌々と輝く月を眺めながら釣り場に急ぐ)

 広島市内には、靄が掛ったような・・・・・と見ていたら、10時過ぎには強風が吹き荒れて、とても釣りをする気分にはならず、はやばやと納竿を決め、時間も早いので久しぶりに呉市内廻りの陸っぱりで帰ることに。


(写真右側、広島市内はかすんで見える)

 結句、お目当てのカワハギは20~22㌢が4匹だけで、あとはカナガシラ、クラカケトラギス、タマガンゾウビラメ、誰かがロストした30号L型天秤が一つ・・・・・。

    
   (海底清掃emojiemojiemojiL型天秤を回収emoji













































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2023/11/30 19:06 | 未選択

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