昨日19 日の、《旅サラダ》というTV番組で、私のお気に入りの鹿児島県薩摩川内市の高城温泉が出ていた。
あえて言えば私にはちょっと熱過ぎるので、いつもは一番手前にちょこっと見える檜風呂に入っています。
タイトルの、私の一番とはこの湯ではなく、おととし泊まったおりに、竹屋旅館の女将さんに淹れていただいたお茶が、今までの人生で一番おいしく感じたことです。
部屋に通されたのち、ごく普通ににおしゃべりしながら急須に入れたり、湯呑みに一回移したりとさりげなく淹れてくださった普通の薩摩茶ですが・・・・・。
(女将さんの淹れるお茶が旨かった竹屋旅館本館)
残念ながら昨年の投宿時は、女将さんは出掛けておられ、そのおいしいお茶はいただけなかったのですが・・・・・・・。
他に私の一番は・・・・・・。
終戦後のこと、海田町にオーストラリア軍が進駐していた基地があり、そこに勤めていた人が知り合いにいたので、2~3歳のころからチョコレートやカレーライス、おまけにはビールの味も知っていたのですが、4才か5才のころ、姉が買って帰ったバナナを食べた時、それはそれは驚愕の味でした。
あまりのおいしさに、姉に「これは何なん?」と。
姉の答えは「山の唐辛子」とのこと・・・・・・・、どこの山にあるのか探しに行きたくて仕方なかったことが、今でも思い出されます。
温泉の一番は、山口県長門市の俵山温泉の《町の湯》、泉温といい肌触りといい・・・・・・。
二番は、先ほどの高城温泉、なかでも竹屋旅館本館の内湯。
(竹屋旅館本館の内湯)
三番は、島根県浜田市の美又温泉の《温泉会館》の湯。
(美又温泉の温泉会館)
投げの対象魚の一番は、誰にでも釣れて、釣れば釣るほど奥の深いシロギス。
釣り場で、あえて一番だけ・・・・・・と言うと、島根県大田市琴ヶ浜ですね。
日本の四季での一番は《春》、秋の紅葉やキノコも捨てがたいが、いろんな山野草が咲き、ほろ苦い山菜が顔を出し、冬鳥と夏鳥のどちらも見られるし、そろそろキスシーズン到来だ!と、気分がうきうきし始めるから。
(山菜の代表格 山ウド)
ついでに飛躍して、戦国武将で一番好きなのは《島津 義弘》、この人は凄い!!!
幕末の志士で一番好きなのは《高杉 晋作》、思いっきりの良さに惹かれます。
好きな言葉はたくさんありますが、これも強いて一番に挙げるなら、勝 海舟の「行蔵は我に存す 毀誉は他人の主張 我に与からず関せずと存じ候(行動は俺のもの 批判は他人のもの
俺の知ったことではない)」でしょうかね・・・・・。