何かの本で見ましたが「夏ヤマメ 一里 一匹」と書いてありました。
解禁当初や連休ころに比べ、夏は水温の上昇や渇水で、ヤマメの食いが著しく落ち、一里(4km)釣り歩いて、やっと一匹、そんな状況を言い表している言葉で、「う~ん、なるほど・・・・・」と深く感銘しました。
さて話題を20、21日の落ちギスに戻しますと、「落ちギス異変 10kmに一匹」とでも言いましょうか・・・・・・。
廿日市インターから美祢東ジャンクション、そこから【小郡・萩道路】の無料区間を走って美東町絵堂まで。
歴史好きな方なら、この絵堂という地名にピンとくることでしょう。
慶応元年1月3日に、長州藩の俗論党に対して奇兵隊や南園隊、鷹懲隊が攻撃を仕掛けて打ち破り、やがて長州藩挙げて倒幕に進んで行った、【大田絵堂】の激戦があった土地なのです。
そこから明木、萩往還道を通って萩へ・・・・・。
萩・三隅道路ができているので、それを通って三見に行く事に。
(三見漁港のたたずまい)
これまで萩から三見だと、鎖峠などのカーブや坂道を走っていたが、この無料区間を使うと、三見港から萩城まで10分くらいの時間で行ける。
三見の港の中、キスも15~20㌢くらいが来るものの、チャリコや豆カワハギも猛烈な食い気をみせる。
10匹くらい釣ったところで、昨年のこの時期に楽しめた西の浜に移動することに。
西の浜、去年とまったく違い、夏の終わりのように力糸いっぱいの波口で食ってくる。
最初はAから斜めに引いていたが、同じなら砂浜から釣りたい・・・・・とBの場所に行き、Aの方に投げて同じようなゾーンを釣る作戦に・・・・・。
しかし、どこか違うのでしょう、石波止Aからのように3本バリに3匹とはいかない・・・・・。
それでも砂浜にこだわり、あちこち歩きながら斜めに投げては釣り上げたものの、波口ばかりだとなんだかつまらなくなってくる・・・・。
15~22㌢を40匹釣ったところで今夜の釣り場に移動することに・・・・・。
嫁泣きも少々食傷気味だし、どうせ帰り道なので・・・・と奈古まで帰ることに。
奈古に着いたものの東の風が冷たく、竿を出す気にはならず、まだ18時前だというのに、車の中で【ホームレスフィッシャーマン】に。
翌朝、せっかく来たのだから・・・・と4時30分から始めるが、チャリコのオンパレード
まだ田万川方面に帰るのも早いし・・・・・と、クラブの徳兵衛さんが釣っている場所に行き、30分くらい話し込む。
夜釣りはしなかったので型狙いは諦め、どうしても砂浜で釣りたいのでこの場所に。
ここも群れが小さいのか?3本バリに3匹が続いたと思えば、3~4回素バリを引く羽目に・・・・・・。
ここで20匹ばかり釣って早めに切り上げ、須佐湾や江崎湾を見て廻る。
審査会場の【たまがわ道の駅】では、えのみやサーフから徳兵衛さんに西村さん、出雲おろちサーフの会長さんにトシ坊にDさんと顔を合わす。
審査担当の山口協会の西京サーフさんともご挨拶。
結局この会場で、最長寸のキスはトシ坊の釣った26・3㌢で、もう何年も尺ギスの姿は見られなくなりました。
今回の走行距離は509kmで、釣ったキスは15~22㌢が67匹、つまり10km弱で一匹となりました・・・・・。
【海猫】
ミャーミャーと鳴きながら空を飛んでいるのを【ウミネコ】といいますが、あれはれっきとした鳥なので、ネコって名づけるのは変ですよね。
その点、下の写真は「海べにいるネコ」で、これぞ真の【海猫】ですよね。
萩城跡に行くと、「猫を捨てないでください」と書いてありますが、本当に萩城周りには猫がたくさんいます。