その昔、投げ釣りを始めたばかりのころ、夢の大ギスを求め釣り仲間のテラさんと島根県に足しげく通っていた。
もちろん高速道路など無く、夜の国道186号線をひたすらに大ギスとの出会いを夢見ながら・・・・・・・、ルーフキャリアに私はオリムピックキューバ14、テラさんは日本号Dの投げ竿を積んで(ちなみにリールは私がダイワSS7500、テラさんがダイワミリオン8000)。
途中、やはりルーフキャリアにサーフボードを積んで嬉々として走る車と出会うことも何度か。
何度かそんな走行をしているうちに気づいたことが。
連絡網の発達したサーファーが、嬉々として走っているということは、山陰海岸の波は相当高いということ、つまり彼らの車が多いということは、私たちサーフでのキス釣りの条件は最悪ということに、遅まきながら気づいたわけ
と、昔話をしましたが、昨日の山陰海岸はこれまであまり見たことのないような荒れよう・・・・・・。
(帰り道に撮った持ち石海岸西端の荒波)
9月26日19時前クラブのゆかりさんと、先着のF石さんと合流。
強風に耐えかねて道の駅に避難中の、渋るF石さんを促して釣り場へ。
今日の風向き、東方向を山で護られた港内は、さすがに波はありませんが、時おり降ってくる雨と吹きつける風にはお手上げ、キスを2匹釣ったほかはチャリコが竿先を揺らしてくれる。
22時過ぎ、たまらずF石号の中で横になる・・・・・・・。
いつしか時は過ぎゆき、私はどういう訳か一人で東萩駅で益田行きの始発列車(一輛の場合も列車?電車でもないし・・・・気動車というべきか?)を待っている。
(3番線ホームの始発列車と、瑞風専用のゲートを写真に撮ってみました)
写真は、6時22分発の上り始発益田行きの車両。
乗客は、私よりちょっとあとホームにやって来た鉄道マニアらしき女性との二人だけ。
生まれて初めて乗るJR山陰線、いつも走っている国道191号線や街並みを眺めながら走行。
しばらくすると日本海が見えてくる・・・・アベノマスクに勝るとも劣らない愚策のGoーToに頼らないプチ旅行!!!!!
東萩駅を出て、越ケ浜、長門大井の次は、もう降りなくてはならない奈古駅
もう少し乗って、《惣郷鉄橋》を渡りたいもの・・・・・。
(惣郷鉄橋の写真・・・・・・昨日の波はこれどころではなかっただろう)
ゆかりさんに奈古駅まで迎えに来てもらい、再度釣り場へ。
風は確実に昨日よりひどくなっている
落ちギスはぽつりぽつりと食ってくるものの、チャリコやマハタのちびっ子が多い。
8時30分過ぎ、土曜日の昼過ぎから釣っているF石さんは「疲れたので帰ります」とのこと。
一緒に竿を納めて、買い物をするつもりで道の駅へ。
時間は8時45分、道の駅は10時開店とのこと・・・・・・・・残念
(このあととある場所である出来事が多分かなり高価なモノが絡むお話なので、詳しくはまた後日。本物のダイヤの見分け方は、息を吹きかけたり油性ペンを塗ってみるそうですネ)
帰りは、釣り場(釣れる場所ではなく、釣りが出来る場所)を探しながら帰ることに。
(続く・・・・・・・・)