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カレイボウズ・・・・・。

 先日の全日本カレイ選手権大会もカレイボウズ、その前もカレイボウズ、そしてリベンジをかけて出かけた昨日、私の中では鉄板場所でしたが、またしてもカレイボウズ・・・・・。

 今シーズンのカレイには手を焼いている。
水温などの関係で遅れているとか、そんな状況ではなくこれまでに経験したことがないくらい「釣れムラ」がある。

 広島県西部に住まいするYS田さんもカレイに手こずっているようで。
ただ、彼は昨日は30㌢オーバーを一枚釣ったようだが、メールでは

帰ってカレイを捌くと、卵巣はまだ小さいのに、身はすでに産卵後のように白くなり、薄っぺらでした。乗っ込み時期にこんなカレイを今まで見たことがありません。」
 
とのことでした。

 
 お話しは変わって、先日の中国新聞《尾三》地区版に、『テッポウギス養殖挑戦』との記事が載っていた。



 記事では、「孵化から一、二年、体長15~20㌢程度・・・・体長25㌢を超える3年物は・・・」と書かれていた。

 本当にシロギスの成長はそれほど早いのだろうか?
大学の先生の話だから、私ごときが異議を唱えても仕方ないが、本当にそうならば、全日本サーフの大物寸法、シロギスのAランク26㌢はもっと簡単に釣れるはずだが。
 年数が経過するにしたがって、自然界での淘汰率が高くなるが、3年ものならもっと数多く生き残ってもいいと思うのだが。

 確かに水槽などで水温を高めにして、エサをやり続ければ自然界よりもずいぶん成長が早いに決まっているが。

 また、記事では25㌢以上に養殖して寿司屋に、と書かれていますがエサを与え続けると、キスは多回産卵なので、産卵を繰り返し身に脂が乗らなくて、天ぷらには向くが握り寿司にはいかがなものか?と素人ながらに考える。

 種無しぶどうに使うジベレリンなどのように、何らかの薬剤で産卵を抑制すれば、脂の乗ったキスが育てられるかも知れませんが、それでは食べるにはばかられるし。
※多回産卵のシロギスは飼育研究では、102日間に65回も産卵と書かれている。

 キスの成長については、1982年に週刊釣りサンデーから発行された『キスのすべて』や、1988年に発行された
『新キスのすべて』に出ているサイズを、多少の地域差はあるものの私はずっと信じてきたのだが。





















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2017/11/24 14:40 | お魚の生態

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