水曜日は山陰の落ちギス、木曜日は瀬戸内の乗っ込みカレイと、陰陽を釣り歩いた走行距離は500kmくらい・・・・。
もう一二度は、山陰の落ちギス~越冬ギス狙いに行きたいと思っています。
そう言えば、昨日釣ったマコガレイの卵が気になったので、5枚下ろしにしてみました。
なんとなんと、まだおなかの卵は3cmくらいにしかなっていません。
(おなかの卵は、わずか3cmくらいしか成長していません)
毎年同じ時期に調べればいいのですが、少し気になったので2010年11月13日に釣ったマコガレイの卵も掲載してみます。
こちらは、しっかりおなかの中に卵のうが伸びて、10cmちかくなっています。
(メジャーを当ててはいませんが、10cmちかくになっています)
これを新暦、現在私たちが使っている西洋暦に照らしてみますと、たった12日しか違いがないことになりますが、いくら乗っ込みでガツガツエサを摂るとは言いながら、12日そこらでおなかの卵が一気に大きくなるとは考えられません。
そこで、2010年と今年を旧暦で比べてみましょう。
2010年の11月13日は、旧暦で言うと10月8日です。(これなら卵も大きくなっても納得です)
2012年の11月1日は、旧暦で言うと9月の18日です。
お分かりになりましたか?
新暦だとたった12日の違いですが、旧暦で言うと20日くらいの違いがあるわけです。
みなさんも、ひとつ旧暦で釣行予定を立てられてはいかがですか?
また、カレイの寄り付き場ですが、通過型の場所や滞在型の場所、産卵場所、戻りガレイのエサ摂りの場所など、微妙に違うことも把握すると、カレイ釣りで外すことが少なくなります。
もちろん、大畠の各波止のように、乗っ込みから産卵、そして戻り時期まで釣れるという、恵まれた環境の場所を探せば、カレイシーズンの6~7ヶ月を充分に楽しめるのですが。
今回私が開幕戦に選んだ場所は、早場の乗っ込み場所で、11月も半ばになると姿を消してしまいます。
また、周防大島のある場所などは、完全に産卵場所なので10月11月はさっぱりで、12月に入ると佳境を迎える・・・・といった場所です。
江田島市の、【定点観測】をしている場所は、12月末から1月始めの産卵を終えたカレイが、エサをガツガツ摂りに集まる場所で、2・3.4・5月だと間違いなく釣れる場所です。
冬だからカレイを釣りに行く・・・・・というだけではなく、【乗っ込み場所】【通過滞在場所】【産卵場所】【体力回復場所】など、しっかりと掴むと結果が向上します。
が・・・・・・・・、やはりかなり外すことが多いのが【カレイの謎】です。
昨日も、居場所や距離はしっかり掴んだので、10枚は釣れるだろう・・・・と思ったのに6枚、本当にカレイは悩ませてくれます。