ついついやってしまいがちなことがあります。
「どこそこでカレイが釣れ始めた」とか、「あちこちでカレイの便りが・・・」と聞くと、ついついどこも同じようにカレイが接岸していると思い込む(思い込みたい)ことがままあります。
自然の営みの一環で、産卵時期を迎えると夏場に暮らした水深60~70mにいたカレイが、浅場によって来ると言われていますが、人間の都合のよいようにカレンダーどおりやって来るとは限りません。
どうしても早く接岸する場所と、遅めの接岸場所とがあります。
私のよく行く場所では、11月より12月の方がよく釣れます。
(2010年12月14日の釣果、30㌢オーバーが5枚います。)
12月に釣れるポイントとして、たいていの場所が水深が浅い場所が多いようです。
もちろん、大畠瀬戸のように水深がそこそこある場所でも釣れるので、一概には言い切れませんが。
(この場所も、100mくらい投げて水深は5~6mと推測されます)
秋も深くなると産卵とともに、エサを摂りに浅場に来ると思いがちですが、普段暮らしている深い場所にもエサは豊富にあると考えられます。
なぜならば、10月半ばの早い時期に釣れたカレイは、それまでエサを充分に摂っていたことをうかがわせるくらい、ぽってりとした厚みがあるからです。
それらから考えると、カレイの接岸の目的はとにかく産卵です。
産卵に適した場所があるていど掴めると、カレイの釣果は上がってくるわけです。
私はそんな場所を見つけたら、底引き船にみつからないように、竿は低く立てて静かに釣っています。
時合い(カレイの気が向いた時)だけしか釣ることのできない釣り人なら知れていますが、底引き船に見つかったらイヤというほど目の前を引かれます。
せっかく産卵のためにはるばる水深60~70mからやってきたカレイ、そんなカレイの楽園を少しでも残してやりましょう。
そのやさしい気持ちが、翌年の好釣果につながるのです。
それから、何年も前から考えていることに「カレイは、鮭のように生まれた同じ海域に帰ってくるのだろうか?それともアバウトで、とにかくその年その年で構わずに浅場に来ているのだろうか?」と・・・・・・。
本当にカレイは判らない・・・・・・。
昨日、かめや釣具商工センター店に行きましたら、M田さんが「このハリはいける!と思って入れたのですが、思ったほど出ないんですよ・・・・」と。
(右が、ひと目見て気に入った丸セイゴサーフ)
私はすぐに飛びつきました
私が投げ釣りにはまった40数年前、がまかつから赤銅色をして丸セイゴ針が出ており、結構気に入っていたのですが、廃版になってしまい丸セイゴ針と言えば、メッキ針しかありませんでした。
私はある理由で、キスもカレイもほとんどメッキ針は使いません。
その点、この針は私の理想どおりです。
M田さんに言いました、「どうしてもカレイ釣りと言えば、ほとんどの人が遊動式に流線型針というイメージを持つのでしょうね。」と。
私は、黒チヌ5号かこの丸セイゴサーフを使い分けていきましょう・・・・。
今日は朝から雨・・・・・・・、お散歩に行けない愛犬ぷりんは、ふてくされてアライグマのぬいぐるみを咥えてふて寝をしています。
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