これはいろんな選択肢のある釣りに関してのお話ですが、今回は釣り以外のお話で、私個人の意見としてのたわ言なので、お気に召さない方は読み飛ばしください・・・・・。
先日娘から「お世話になった時、すぐにお礼を言っただけではなく、翌日最初に顔を合わせたときにも改めて御礼を言う方がいいんかね?」との話。
「う~ん・・・・・・」と考えましたが、よくよく考えてみたら、ある大手建設会社の役員だった人と、大手商社の支店長だった釣り友がいます。
そのお二人は、それぞれのお住まいから広島に来られ、釣りにご案内したのちに新幹線広島駅までお送りしたとき、ご丁寧にお礼を言われます。
そして、お住まい近くに帰られた時か、お住まいに帰られたときには必ずお礼のメールが入ります。
お別れするときにお礼を言ってくださったので、それでいいのでは・・・・とも思いますが、無事に帰着された連絡と同時に再度お礼の言葉をいただくと、安心するとともにまたご一緒できる日が楽しみになります。
私もそのようにしなければ・・・・と思わせる事なので、娘にも「やはり、その時にお礼を言っても、翌日か次にお会いした時に再度お礼を言う方が、お互いに気持ちがいいと思うよ」と言いました。
次に、メールのやりとりについてですが、他愛のないメールならどちらが先に止めるなど問題ではないとは思いますが、自分から質問をして、その質問に対して返信(答え)をもらったら、せめて一行でもいいので質問をした方から「判りました」とか「ありがとうございます」と返信するのがメール社会のルールでは?
私がサラリーマン時代に気に掛けていた言葉が数点あります。
【すべてのリクエストに対して、24時間以内に解答せよ、解答が無理なら第一報を送れ。ノーアンサーは何もやっていないのと同じ】
【否定的な発想ばかりで、「いかにできないか」という説明ばかりうまくなる人】
【納期に間に合わなかったら死刑になると言ったら絶対にやります。初めから「すみません」と言ったら助かる気持ちがあるから納期が延びる】
【仕事というものは、ちょっとたまってくると面倒になって冷蔵庫に入れてしまう。確かに当分の間腐りませんが、時が経つにしたがってだんだん悪くなる】
【窮地にはまだ出口がありますが、「できない」と言った瞬間、窮地は死地になってしまう】
【人間関係の中で他人を計る時、小さなことがらをもってこそ人間を計るべき】
目に見えてどうとか・・・・という問題ではないことばかりですが、実は大変に重要なことだと思いますが・・・・・私は。
以前も、このブログに書きましたが、私は森信三先生の言葉が好きで、次のような言葉を紹介したことがあります。
「人間は 一生のうちに 会うべき人には必ず会える しかも一瞬早からず 一瞬遅すぎない時に」。
昨日の山菜採りへの道中、同行してくれたクラブの【達人さん】に、こう話しました。
「私は、多くの人からご縁をいただき、ほんとうにありがたい恵まれた人生を送っている」と。
あう(会う)べき人に
いんねん(因縁)があって会え
うん(運)の良いことに
えん(縁)をいただいて
おん(恩)を感じながら
こうして楽しく生きてきました。
ご縁というのはほんとうにありがたいことで、例えば遠く離れた鹿児島県に行っても、ご縁のある方にお会いできるということは、長旅の疲れも吹っ飛ぶほどの嬉しさです。
萩にも、高知にも大阪にも、行けばお会いしてお話しができるご縁のある人がいる、それだけで人生が豊かに感じられます。
直接お会いする方々だけではなく、メールやブログを介してご縁のできた方々もおられます。
何って言ったらいいのか、感性とでもいうのでしょうか、直接お会いしなくても何か感じる方もおられるのも事実です。
大げさですが、人類が誕生して長い年月が経ち、多くの人類が世界中に・・・・・・・・、そんな中、同じ時代に同じ日本で「あ・い・う・え・お」があってお会いできた方々、これは貴重なご縁だと思います。
なんだかお坊さんの説法みたいなお話になりましたが、冒頭書きましたとおり、ほんとうに(良い人に)恵まれた人生を送っています。
そう言えば、愛犬ぷりんとも何かのご縁で会うことができたのでしょうね、かわいいパートナーに会えたことにも大感謝の日々です。
(2004年6月3日、わが家に来たばかりの愛犬ぷりん)
まだワクチンを打っていないので、カットもシャンプーも散歩もできない、もこもこぷりん。
わが家に来てすぐに付けられた名前は【なな】でした。
翌日、仕事から帰ってみると「お父さん、ななじゃなくぷりんにしたから!」とのことで、たった一日で改名したぷりんでした。
【精神力】という作用はあるものだ・・・・と今回実感しました。
最近、ときどきめまい症状が起き、心密かに心配をしていたのが、12月2日に開催された中国新聞社【命のゆりかご】シンポジュウムです。
どちらかと言えば、海や自然愛好家からは悪者扱いにされやすい釣り人を、パネリストとして晴れがましい舞台に招いていただいたのに、開催当日になにかあってはいけない・・・・・と、飲酒の量も控え、体調管理にだけはずいぶんと気をつけました。
(12月3日の中国新聞の3面に出ていた【里海づくり 感心を高めよう】、沖縄へ移送するPAC3の記事が大きくて、自分では気がつきませんでした)
当日は、体調万全で臨むことができました。
心配していた【あがり症】も、なんとかひどく上がることもなく、つとめさせていただいたのも、高名な水中写真家中村征夫様、広大名誉教授松田治様、環境省アクティブレンジャー大高下理恵様のきさくでお優しい人当たりのおかげだと思います。
当日は雨も降ったりと、寒い中聴講に来ていただいた皆様、その中にはクラブ関係や一緒に釣りを楽しんでいる人たち8人の知人が聴講に来てくださっていました。
【人間関係の中で、他人を計るとき、小さな事柄をもってこそ人間関係を計るべき】という言葉があります。
これは、表面だって「私も私も!」と声を上げるより、ちょっとしたことにさりげなく行動をしている、こんな人たちこそ大事にしなければ・・・・・といったような意味です。
もちろん、今回は「小さなこと」ではないのですが、この8人の方たちには本当に感謝感謝です。
いつか、なにかありましたら、何をさて置いてでも、私もあなた方のところに駆けつける所存です。
と固苦しいお話になったついでに、私がその言葉に感銘を受けている森信三先生の言葉をいくつか上げてみます。
【人間の人柄というものは、その人が目下に対する場合の態度、とくに言葉遣いによって分かるものであります】
【道徳とは 自分が行うべきで、人に対して説教すべきものではない】
【真面目ということの真の意味は 自分の《真の面目》を発揮するということ】
【結局最後は「世のため人のため」という所がなくては、真の意味で志とは言いがたい】
【一日は一生の縮図なり】
【一生の志を立てることが根本です つまり自分の生涯を貫く志を打ち立てるということです】
まだまだたくさん良い言葉がありますが、「何を言うとんじゃ!」とお叱りを受けてもいけないので、またの機会に・・・・・。
お話はごろりとくだけて・・・・・・。
私は40才後半ころから、お付き合いで二次会三次会のカラオケに行くと、この歌だけを歌ってあとは人の歌を聴く係に徹しています。
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=ZBFteb0f8qE
昨日に引き続いて、自分のブログに引っ張ってくることが出来だしたので、調子にのってやっています。
過去のブログでも「我が人生に悔いはなし」のところに、石原裕次郎の歌を引っ張ってきています。
かめや釣具商工センター店で、新鮮なチロリと石ゴカイを購入し、同行のクラブ員Fさんと合流して廿日市インターから山陽自動車道を美祢東インターまで。
そこからはしばらく無料区間が続き、国道、県道を走り継いであっ!という間に萩へ・・・・・。
高速道路もゆっくりと走ったのに、2時間半くらいで萩に行ける、美祢東インターは非常に便利です。
ホテル【萩の浜】に友を迎え、ホテルの裏から好釣り場の菊が浜を見てみたが、海水浴シーズンとあって見慣れた菊が浜とはまったく別の様相を見せている。
(雲ひとつない・・・ではなく、雲ふたつと晴れ渡った菊が浜と、萩城跡にそびえる指月山)
大会規定では正午から竿出しOKだが、とてもとてもこの炎天下竿を出す勇気はない・・・・・。
それでも・・・・・・・・と日陰になる場所を物色し、萩漁港の建屋の陰に車を停め、投げては日陰で引き釣りを試みる。
時折北の風が強く吹くときは、多少しのぎやすいのでと、5~6投してみたが、ピンギスがパラパラと掛かるだけ・・・。
一旦竿を納め、次なる場所を求めて車を走らせる。
次の場所では、私と萩出身の友は漁港の上屋の日陰、風通しの良い場所に座って、地元の方たちと話しこむ。
クラブのFさんは久々の釣りとあって、照りつける日差しの中引き釣りを続け、18~21㌢の良型キスを9匹釣り上げた。
日が傾き始めると、さすがの夏の太陽もやや日差しもやわらいできた。
午後6時ころから竿を出すが、アオリマチックの『ジジジー♪』はなく、竿先をチョンチョンと揺らして上がってきたのは、25・5㌢のキス。
(良型キスを釣って上気しているのではありません、昼間の暑さに、顔がほてっているのです)
その後はまったく鳴かず飛ばずの時間が過ぎ、10時ころから仮眠タイムに・・・・・・。
午前4時30分から再開するも、22・5㌢と20㌢を3匹追加しただけで、暑さに負けて7時に納竿として、審査会場の浜田漁港へと向かう。
審査会場では、お祝いに駆けつけてくださった岩田連盟長や、岡田愛媛協会長、渡部裕司さんたちと久々にお会いできました。
(浜田漁港、元浜上屋をお借りしての審査、表彰式)
比較的好釣果があがっていたのは浜田漁港辺りで、中波止などが良かったようだ。
私の順位は22位と微妙な順位・・・・・・、それでも【岡山ピオーネ】一箱が賞品で、いいみやげができたと一人喜ぶ。
おまけには抽選で鳥取の【大栄スイカ】の大玉まで当たり、当分ビタミンCには困らない・・・・。
帰りは、浜田インター~五日市インター、そこからかめや釣具商工センター店に行き、活きの良いエサのお礼を言い、名古屋まで帰る萩出身の友を新幹線広島駅まで送り、愛犬ぷりんの待つ我が家には午後4時前に帰着。
久々に会った友だが、彼とはなんだかそんな気がしなく、いつも会っているような気持ちです。
これぞ【朋友の信】というのでしょう。
長く生きていればいろんな人と知り合い、友人?関係にもなる。
そんな時、孔子のこんな言葉を思い出します。
孔子曰く、益する者の三友あり。
損なう者の三友あり。
直なるを友とし、諒なるを友とし、多聞なるを友とするは益するなり。
便癖なるを友とし、善柔なるを友とし、便佞なるを友とするは、損なうなり。
という言葉があります。
意味は
【孔先生の教え。
自分にとって有益な三種の友がある。
(逆に)有害となる三種の友がある。
まっすぐな友、義理堅い友、博識の友、これは有益である。
しかし、追従する友、裏表のある友、口先の巧みな友、これは有害である】
ということです。
身の回りを見渡してみると、この言葉の意味がよく判ります、寂しい事ですが・・・・・・・。
また、【巧言令色、鮮(すくな)し仁】というのがあり、巧みな言葉や、にこにこ笑ってやって来るような人には【仁】がないということです。
ただ、悲しい事にこんな人の言に左右される人の多いこと・・・・・・・・・。
【ぷりん登場】
先日、娘の誕生日にお相伴でわんちゃん用ケーキを買ってもらい、おいしそうに食べている愛犬ぷりんです。
わんちゃんはいい、裏表がないから・・・・・・。
悠々自適ならぬ【細々自適】ながら、大好きな釣りに植物栽培、愛犬ぷりんとの充実した人生を楽しませていただいているのも、この【一以貫之】の精神のたまものだと思っています。
常に【目標】を持って生きてきました。
それは、『自分がかわいい、自分の次にかわいい家族のために頑張る

釣りの方でも、鴨谷師とも何度か意見の食い違いがありました。
それでも根底にある精神には共鳴していたので、黙っていろいろこなしていきました。
何をした!!とここで詳細に言うと、私の心がけている『善く行く者は 轍迹なし』に反するので、ここでは書きませんが、鴨谷師から【楽釣】の額などをいただいたことで、充分感謝し納得をしています。
と、仕事も遊びも一つのことを目指してやってきました。
それから私は、これまで『不自由を 常と思えば 不足なし』の言葉と、『吾唯足知』の言葉を胸に生きてきて、常に満足して生きてきましたので、他の人に比べれば貧乏でしょぼい人生かもしれませんが、すごく幸せな毎日だと日々楽しんでいます。
さて、今後ですが・・・・・・・・・・。
宋代の朱新仲という人が、「人生に五計あり」と言っていたそうです。
まず第一に【生計】、これはどのように健康に生きるかということだそうで、常日頃から自分の健康は自分で守りましょう。
第二に【身計】、これはいかに世の中を渡っていくか・・・とのことで、大事な事は【徳】【縁】【礼】などで、『礼に学ばざれば、以って立つことなし』で、礼があれば、それだけで周りの人にいい印象を与え、ずいぶん世の中を渡る上で役にたちます。
またご縁を大事にすることで、人生は大きく開けます。
ちなみに私は、こちらからはご縁は切らないように心がけています。
三番目に【家計】があります。これは家計簿という訳ではなく、どうやって家庭を築いて後顧の憂いなく仕事や趣味の釣りにいそしめるか・・・・ということ。
四番目は【老計】で、これはどのように年をとるか・・・・・・と言う事で、『花は散るから美しい』を心に、また『寿ければ則辱多し』で、いつまでもでしゃばらずに、後進にまっすぐな道を示しながら年をとる・・・・・。
最後五番目は【死計】です。
だれでも迎える死、どのように死を迎えるかこれが一番難しいそうです。
私は、タックルなどのほかにハリスやハリなどの小物を含め、たくさんの釣具を持っています。
カミさんは「どうするんね!ちゃんとしとかんと私やぁ、あんたが死んだときによぉ片付けんよ

そこで、遺言書のようなお話をしますと、私が死んでから初めての8月末の日曜日(例えば、9月初めが命日だとしたら、翌年の8月末の日曜日となります)、私の大好きな島根県大田市琴ヶ浜海岸で、集まってやろうと思われる、有縁無縁の方々ほんの数人でも結構なので、『えのみやサーフ50匹ルール』でキス大会をしてもらい、その場で私の釣具を一位から順に選んで持ち帰っていただきたい・・・・と思っています。
今回は、釣りにはまったく関係の無いお話ですみません。
【一以貫之】【吾唯足知】【寿ければ則辱多し】など、難しい言葉が出てきましたが、もしお分かりにならない場合、ネットで調べてみてください。