毎年この時期《半農半漁》の私は、50年ちかく前からの友人【達人】さんと西中国山地へ山菜採りに出かけています。
おおよその時期から判断し、GW過ぎに行ったり昨年は5月1日だったりと、「今年はいつ行こうか?」と、魚釣り同様自然相手に思いを巡らせています。
よしよし、昨年同様道路わきには残雪があり、山菜の伸び具合は私の予想どおり・・・・・と思ったが、ところがどっこい自然は人知を超える営みをしているのです。
昨年、遅い場所ではまだフキノトウが採取できましたが、今年はすべて伸びきって花を咲かせています。
山ウドも、これなどはまだましな方で、ほとんどが「ウドの大木」状態でかじるにも勇気が要るくらい伸びている。
ただ、自然が早く廻っていたせいで、逆にうれしいこともありました。
私の大好きな野生ランの一種《サルメンエビネ》です。
いつもは蕾しか見られませんでしたが、今年は10個付けた蕾のうち7個が楚々とした中にも、野生ランらしくないかわいい花を咲かせていました。
(こんな感じで自生しています。人に見つからないで、いつまでも咲き続けて欲しいものです)
(コケイランの群落、コイケランではありません、コケイランですよ)
(谷あいに咲くイチリンソウ)
(夏エビネも結構自生していますが、夏には来ることがないので花を見ることはありません)
今回も、野うさぎ、キジ、タヌキなどいろんな野生動物に出合いました。
(車から5m位のところに隠れている・・・・・つもりの野ウサギの子ども)
西中国山地では今が山桜が真っ盛り、新緑に、ヒトリシズカなど山野草の花に、山桜にと、今年も命の洗濯ができました!!!!
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