4月28日と30日、江田島の三か所でマコガレイの良型を釣った人、4月29日に廿日市市大野でキスの良型ばかり10匹釣った人、岩国市由宇町から大畠海岸でカレイの30㌢オーバーを釣った人など、結構投げ釣りファンにはたまらないGWのようです。
特に江田島は、28~38㌢を7枚釣っていて、同じ場所ならその場所が特殊・・・・・ということもありますが、三ヶ所で釣れたということは、このGW期間中江田島では春ガレイが期待できるのでは。
が、私は恒例の山菜採りに出かけました。
パートナーはいつもの、えのみやサーフの達人さん、午前6時30分の出発で中国自動車道の吉和インターへ。
山菜採りにつきものの危険なものは、マムシにスズメバチに真打の熊さん(落語に出てくる長屋の熊さんではありませんよ)。
(イラストのような熊さんなら、少しの間遊んでもいいのですが・・・・・)
吉和の山奥にはまだまだ雪が結構残っています。
おかげで、場所によってはまだフキノトウがありました。
(早春の山菜フキノトウは、てんぷらやふきのとうみそにして食すことに)
私のように、【半農半漁(魚釣りと山野草趣味)】の人間にとって、嬉しいものを発見しました!
早春の山野草として人気のヒトリシズカの群落に出会いました!
近くには、渋好みの山野草【エンレイソウ】の群落もありました。
(エンレイソウのアップ写真です)
島根県益田市匹見町への道、毎年この時期に定点観測をしている【サルメンエビネ】、今年は10個の蕾をつけていました(開花したのが見たかったのですが)。
(野生ランの一種、サルメンエビネ)
匹見町の元同僚の山で、鉛筆くらいの太いワラビや流れわさび、フキをいただき、道川~臼木谷を抜け広島県の北広島町へ。
カミさんの義姉の山でタラとコシアブラを採取しました。
道端のイタドリとツクシ、コゴミ、ウド、フキノトウも採取し、今回の山菜は五目釣りならぬ十目採取になりました。
今日のお話も、投げ釣りではなく山菜採りのお話です・・・・・・。
一年一度恒例の山菜採り、パートナーは私と同じクラブの【達人さん】。
例年ならば、GW明けの7日か8日に行っているのですが、今年は桜も早く咲いたので山菜も例年よりも早くに芽を出すのでは・・・・・との考えから、予定を前倒しにしての山行きとなりました。
それに山菜と一口で言っても、ウド、タラ、コゴミ、ワラビ、コシアブラ、ウワバミソウなどあり、例えば同じ標高の山の場合、コゴミ、タラ、ワラビ、ウド、コシアブラの順で伸びるので、タラに日にちを合わせるとコシアブラやウドには早い。
かと言って、ウドやコシアブラに時期を合わせるとコゴミはビロ~ンと伸び、タラも齧れないほど大きくなってしまう・・・・・。
それに加え、人間様の都合もあって、今日の山行きとなりました。
(広島県廿日市市吉和から、島根県益田市匹見町への途中にある【大神ヶ嶽】)
扁額の中央には【大神ヶ嶽】右に【三坂大明神】、左に【山葵天狗社】とあります。
わさび(山葵)の祈願をすることで有名ですが、中央の大神はすなわちオオカミだったのではないでしょうか?と私は勝手に想像をめぐらせています。
益田市匹見町のとある場所にある、元会社の同僚の親戚の山には、こんなわさび田があり、この下流に流れ出ているわさびの新芽を摘ませてもらう。
タラはまずまずの大きさに育っていますが、ウドはまだ小さくてやっと日当たりの良い場所に10cmくらいの芽を出している。
ワラビは例年の3分の1くらいしか生えていない・・・・・。
匹見町から191号線を東上し、北広島町の八幡から北広島町の某所にある、カミさんの里まで一時間くらい掛けて移動し、コシアブラを探すがまだまだ芽は小さく小指の先くらいがやっと。
仕方なく、荒れ放題の田んぼあとや畑に広がるフキを摘んで帰ることに。
(カミさんの実家の畑に群生しているフキを摘んでいる【達人さん】)
コゴミはなんとか食べられるサイズになっているので、てんぷら一回分くらい採取し、ついでにいくらでも生えているアサツキを掘って帰ることに。
ノビルの代わりに、味噌をつけてかじると、これもなかなか珍味です。
さてさて、今日の帰宅は17時30分、疲れたので山菜のシゴは明日ということに・・・・・・・。
このところ4年連続で観察を続けている【サルメンエビネ】、今年は一株に9花、もう一株これには7花付けていました。
もう少し日にちが経ってくれば、開花しているところが見られたのですが・・・・・。
(涼しい渓流沿いでしか生育がむつかしい【サルメンエビネ】)
他には、イチリンソウ、そしてショウジョウバカマの白花も咲いていました。
新緑の山々は素敵です!
同じようなエリアの山菜の場合、私がよく行く場所ではコゴミとタラは比較的早く芽を伸ばし、GW初めが旬のようです。
しかし、コシアブラやワラビ、山ウドなどは少し遅めのGWが終わったころに多い。
(昨日行った、西中国山地の辺りでは、やっと山ウドが芽を伸ばし始めているが、タラはもう齧れないほど大きくなっている)
そこでタラとコゴミは諦めて、山ウドと水ブキを中心に採ることに。
同じエリアでも、日当たりがいい場所ではウドも30㌢~40㌢に伸び、【ウドの大木】目前だが、遅くまで雪が残っていたような場所では、10㌢も伸びていればいい方で、親指の先くらいの硬い芽も多く、来週あたりが食べごろか。
元会社の同僚の山では、ワラビと流れわさびの新芽をいただく。
本日のコースは、広島北インターから中国自動車道吉和インター→廿日市市吉和から国道488線を走るが、島根県側が崖崩れのため通行止めなので、三坂八郎林道を島根県益田市匹見町紙祖へ出て、匹見町道川→臼木谷を通り広島県山県郡北広島町へ出て帰った。
私は一年のうちで、この時期に西中国山地を走るのが大好きで、渓流を見て感動、疎らな落葉樹の林を見ては感嘆、春の山野草を見ては感激しています。
そう言えば、去年もおととしもこのブログに書いた、野生ランの一種【サルメンエビネ】ですが、おととしバックバルブを埋めておいたところ、去年はきれいな二枚葉をたくましく伸ばしていました。
(去年は、かわいい二枚葉だけでしたが)
今年は先っぽをムシに齧られてはいましたが、元気な三枚葉を伸ばしていました。
(元気に三枚葉を伸ばしていたサルメンエビネ、この調子なら来年あたり3~4花付けるのでは?)
今日は朝から半日かけて、水ブキで【キャラブキ】と、葉わさびの【わさび漬け】を作りました。
1㎏の野ブキが一時間半くらい煮込むと、茶碗いっぱいくらいに減ってしまいます。
わさび漬けは、明日になってみないことには、辛く漬かったかは判らないのです・・・・・、辛くないわさび漬けほど、どうしょうもないものはありません・・・・・。
「海育ちなので、山菜にはうといんです」という方に、意地悪ではありませんが【山菜お試しセット】をお送りしてみました
苦いキャラブキや、アクの強い野ウド、ひょっとしたら辛くないわさび漬けも・・・・・・・・・、あっ!キャラブキなど入れたタッパーは、使い捨てですと手紙に書くのを忘れた・・・・・・。
お話は変わって、今年はいつまでもカレイが釣れますね・・・・・・。
今日も、大畠方面に釣りに行った友人から、「35㌢のカレイが釣れましたが、場所移動のときに足を痛めたので帰ります、ちなみに大畠のH港で釣っていた人が38㌢を釣っていましたよ」とメールが来ました。
10月の中旬から釣れ始め、今は5月の中旬・・・・・・・、ということは7ヶ月もカレイが狙って釣れているということ。
半そでで、日焼けを気にしながらカレイ釣りとは。
今から45年も前、カレイを必死で追い続けていたころは、寒い寒いと言いながら釣るのがカレイ釣りだと思っていたものですが・・・・・・。
話をしているうちに、倉橋の唐船浜、大向、渡子、江田島の切串、大須、沖美の三高、大柿の深江や長浜に行ってみたくなった。
今週末はゴールデンウィーク前半で、カミさんサービスで田舎へ・・・・、後半は関西にいる次女夫婦が帰省するので、迎えてやらなくては・・・・。
連休明けの8日は、恒例の山菜採りのために西中国山地へ・・・。
(会社の元同僚の親戚の山には、こんな熊除けの一斗カンが数百mおきにつるされています)
13日は似島での【家族初心者投げ釣り教室】のお手伝いに・・・・・。
となると、キス交じりでのカレイ釣りは・・・・・・・?
(おねだり顔で、私の膝に手を掛けてきた愛犬ぷりん)
こやつのお守りさえいれば、連休あけにどこかに行けるのだが・・・・。
【グルメ】
今日ある友人から、浜田市の味には定評のある【北村商店】のノドグロと水カレイの干物を送っていただいた。
連休に帰省する娘夫婦と一緒においしくいただくつもりです。
この友人、初めてお会いしたときのことを、今でも鮮明に覚えています。
もうずいぶんと昔になりますが、ある釣り大会の審査会場に、両手にヒラメとスズキを持ち颯爽と現れたのです。
その堂々とした体躯にふさわしい釣果が、深く印象に残ったものです。
その後、釣り以外にもフウランなど野生ランの栽培という趣味も同じくし、親しくお付き合いさせていただいています。
キスシーズンに、ご一緒できるのを今から楽しみにしています。
昨日は、私と同じクラブの【達人】さんと、12時間にわたる長時間の山菜採り。
熊よけの一斗缶がぶらさがった谷を歩き回りました。
(元会社の先輩の親戚のわさび谷、あちこちにぶらさげられた熊よけのために叩いて鳴らす一斗カン)
今日は、仲間と6人で11時間かけてのボランティア活動・・・・・。
150人あまりのたくさんの笑顔と出合ってきました。
明日は、ある取材で山陰へ・・・・・・。
三日連ちゃんで一日10時間以上のハードスケジュールに・・・・・。
私の身体もともかく、カミさんがよく黙っているもんだ・・・・・・・。
ウチのカミさんとは、気が合わないのか口ケンカなど日常茶飯事ですが、こと釣りとなるとあまりうるさく言わない・・・・。
若い頃、鴨谷師から4~5日前に「小池くん、今週末から鹿児島の甑島に行かんか?」などと、やや急なお誘いがありましたが、そのときなどウチのカミさんは「家族はいつでも一緒におるんじゃけぇ、鴨谷さんとは行ったとしても年に数回、行ってきんさい」と言って、一度として反対したことはありませんでした。
あまり気が合うとは決して言えないカミさんですが、ことこの事に至っては寛容でしたね・・・・・・。
そのお陰で、幾多の傘下会員の中から、五島列島でのダイワ【ザ・フィッシング】テレビロケにお誘いいただき、今日があるものと思っています。
あっ!その代わり仕事はちゃんとやっていましたよ!
今回は、写真の無いさみしいブログになりましたが、また取り込みができるようになれば、山中で見つけた【熊よけ】のカンカンなどの写真を掲載してみます。