今日のお話も、投げ釣りではなく山菜採りのお話です・・・・・・。
一年一度恒例の山菜採り、パートナーは私と同じクラブの【達人さん】。
例年ならば、GW明けの7日か8日に行っているのですが、今年は桜も早く咲いたので山菜も例年よりも早くに芽を出すのでは・・・・・との考えから、予定を前倒しにしての山行きとなりました。
それに山菜と一口で言っても、ウド、タラ、コゴミ、ワラビ、コシアブラ、ウワバミソウなどあり、例えば同じ標高の山の場合、コゴミ、タラ、ワラビ、ウド、コシアブラの順で伸びるので、タラに日にちを合わせるとコシアブラやウドには早い。
かと言って、ウドやコシアブラに時期を合わせるとコゴミはビロ~ンと伸び、タラも齧れないほど大きくなってしまう・・・・・。
それに加え、人間様の都合もあって、今日の山行きとなりました。
(広島県廿日市市吉和から、島根県益田市匹見町への途中にある【大神ヶ嶽】)
扁額の中央には【大神ヶ嶽】右に【三坂大明神】、左に【山葵天狗社】とあります。
わさび(山葵)の祈願をすることで有名ですが、中央の大神はすなわちオオカミだったのではないでしょうか?と私は勝手に想像をめぐらせています。
益田市匹見町のとある場所にある、元会社の同僚の親戚の山には、こんなわさび田があり、この下流に流れ出ているわさびの新芽を摘ませてもらう。
タラはまずまずの大きさに育っていますが、ウドはまだ小さくてやっと日当たりの良い場所に10cmくらいの芽を出している。
ワラビは例年の3分の1くらいしか生えていない・・・・・。
匹見町から191号線を東上し、北広島町の八幡から北広島町の某所にある、カミさんの里まで一時間くらい掛けて移動し、コシアブラを探すがまだまだ芽は小さく小指の先くらいがやっと。
仕方なく、荒れ放題の田んぼあとや畑に広がるフキを摘んで帰ることに。
(カミさんの実家の畑に群生しているフキを摘んでいる【達人さん】)
コゴミはなんとか食べられるサイズになっているので、てんぷら一回分くらい採取し、ついでにいくらでも生えているアサツキを掘って帰ることに。
ノビルの代わりに、味噌をつけてかじると、これもなかなか珍味です。
さてさて、今日の帰宅は17時30分、疲れたので山菜のシゴは明日ということに・・・・・・・。
このところ4年連続で観察を続けている【サルメンエビネ】、今年は一株に9花、もう一株これには7花付けていました。
もう少し日にちが経ってくれば、開花しているところが見られたのですが・・・・・。
(涼しい渓流沿いでしか生育がむつかしい【サルメンエビネ】)
他には、イチリンソウ、そしてショウジョウバカマの白花も咲いていました。
新緑の山々は素敵です!