二日目の6日、午前6時ころより再度赤坂の護岸から竿を出す。
ちょうど大潮の満潮ちかくとあって、砂利浜か護岸でしか釣りができない。ここに詳しいクラブ員の話では、もっと南よりの岩場がいいとのことだが。
今朝も海ケムシ、また海ケムシ・・・・。エサのホンムシと見まがうくらいの小さなヤツも釣れて、うっかり手で掴みそうになる。そんな時、ドキっとすると、不思議なもので触ってなくても手が痒くなった気持ちがする。本当に人間の神経とはすばらしい性能なんだと思う。
7時30分、小さなアタリでカワハギ29㌢が釣れる。これはあまりおなかが大きくないのであまり巻き上げ時には重く感じなかった。
(この写真は前日に釣れた26㌢で、29㌢の写真はちょっとみつかりません)
9時前潮が引き、浜伝いに歩けるようになったので、南よりの岩場に移動することに。普段あまり歩くことのない私にはかなりきつい・・・。
竿を出し、少しの間海ケムシと遊んでいると、岬よりもっと端っこの正野港から小さな舟がやって来て、目の前で潜り始めた。これまで海鵜に目の前で潜られたことはあるが、人間が潜り始めたのは初めて、ケガをさせてはいけないのでまたもとの護岸に戻る。
昼前まで粘ったが20㌢少々のカワハギと、ここでは初めて釣るクラカケトラギスの15㌢くらいを釣っただけで、三崎滞在23時間で納竿し移動を決める。
帰り道、20年振りくらいのご無沙汰、川之浜に行ってみることに。途中の谷間で休憩をしながら林床を見ると、テンナンショウ属のムサシアブミの花があちこちに。この植物も広島などより暖地に生える植物で、九州の甑島や山口県の山陰側の角島で見かけたことがある。
(我が家のムサシアブミは鹿児島県甑島のものです)
川之浜の東端まで歩き、以前夏のキス釣りの時何匹かのカワハギを釣ったことのある岩場で竿を出してみる。しかし、水深は赤坂に比べあまりなく、どうやら夏の釣り場のような気がした。
そのまま、旧国道197(いくな)号線を走り、塩成(しおなし)まで走る。あまりの懐かしさに思わず『岬巡りのぉ~♪バスわぁ~走るぅ~♪』と山本コータローの岬めぐりの歌を口ずさむ。
そこから現在の国道197号線、別名メロディーラインに戻り、一旦八幡浜まで引き返し、そこから三瓶湾を目指して走る。
三瓶に到着、ここでの釣り場を熟知しているクラブ員お勧めの釣り場で竿出し。しかし凄まじいエサ盗りに、しょっぱなから出鼻をくじかれる。今回はエサ盗りを釣りに来たのだから、仕方ないじゃないか!と自分に言い聞かせ釣り続ける。
しかしめぼしい獲物は得られないまま、昨年の松山キャスターズさんの記念大会の折、29・1㌢のキスを釣った有太刀に移動。
釣り場はまだ藻が切れておらず釣りにくそう・・・・。
一投目からククッとキスのアタリ、しかしサイズは17~18㌢と今回はリリースサイズ。
5回投げて、5回ともアタリはあるが途中の藻に取られたり、小さかったりで納竿とする。
立ち寄った三瓶のスーパーでの酒売り場で、高知の酒『酔鯨』が目に入った。
そういえば若いころ、高知の中芸海岸にイシモチやシマイサギを狙って釣行していたころ、当時全日本サーフキャスティング連盟高知協会長だった、岡宗三九郎先生(故人)には大変なお世話になったことを思い出した。岡宗先生は号を酔鯨とされていたような気がするので、この酒の銘柄を見て思い出した次第。早速720ml瓶を購入した。
四国滞在二日目は、懐かしい『酔鯨』を呑み終了とした。
続く
ちょうど大潮の満潮ちかくとあって、砂利浜か護岸でしか釣りができない。ここに詳しいクラブ員の話では、もっと南よりの岩場がいいとのことだが。
今朝も海ケムシ、また海ケムシ・・・・。エサのホンムシと見まがうくらいの小さなヤツも釣れて、うっかり手で掴みそうになる。そんな時、ドキっとすると、不思議なもので触ってなくても手が痒くなった気持ちがする。本当に人間の神経とはすばらしい性能なんだと思う。
7時30分、小さなアタリでカワハギ29㌢が釣れる。これはあまりおなかが大きくないのであまり巻き上げ時には重く感じなかった。
(この写真は前日に釣れた26㌢で、29㌢の写真はちょっとみつかりません)
9時前潮が引き、浜伝いに歩けるようになったので、南よりの岩場に移動することに。普段あまり歩くことのない私にはかなりきつい・・・。
竿を出し、少しの間海ケムシと遊んでいると、岬よりもっと端っこの正野港から小さな舟がやって来て、目の前で潜り始めた。これまで海鵜に目の前で潜られたことはあるが、人間が潜り始めたのは初めて、ケガをさせてはいけないのでまたもとの護岸に戻る。
昼前まで粘ったが20㌢少々のカワハギと、ここでは初めて釣るクラカケトラギスの15㌢くらいを釣っただけで、三崎滞在23時間で納竿し移動を決める。
帰り道、20年振りくらいのご無沙汰、川之浜に行ってみることに。途中の谷間で休憩をしながら林床を見ると、テンナンショウ属のムサシアブミの花があちこちに。この植物も広島などより暖地に生える植物で、九州の甑島や山口県の山陰側の角島で見かけたことがある。
(我が家のムサシアブミは鹿児島県甑島のものです)
川之浜の東端まで歩き、以前夏のキス釣りの時何匹かのカワハギを釣ったことのある岩場で竿を出してみる。しかし、水深は赤坂に比べあまりなく、どうやら夏の釣り場のような気がした。
そのまま、旧国道197(いくな)号線を走り、塩成(しおなし)まで走る。あまりの懐かしさに思わず『岬巡りのぉ~♪バスわぁ~走るぅ~♪』と山本コータローの岬めぐりの歌を口ずさむ。
そこから現在の国道197号線、別名メロディーラインに戻り、一旦八幡浜まで引き返し、そこから三瓶湾を目指して走る。
三瓶に到着、ここでの釣り場を熟知しているクラブ員お勧めの釣り場で竿出し。しかし凄まじいエサ盗りに、しょっぱなから出鼻をくじかれる。今回はエサ盗りを釣りに来たのだから、仕方ないじゃないか!と自分に言い聞かせ釣り続ける。
しかしめぼしい獲物は得られないまま、昨年の松山キャスターズさんの記念大会の折、29・1㌢のキスを釣った有太刀に移動。
釣り場はまだ藻が切れておらず釣りにくそう・・・・。
一投目からククッとキスのアタリ、しかしサイズは17~18㌢と今回はリリースサイズ。
5回投げて、5回ともアタリはあるが途中の藻に取られたり、小さかったりで納竿とする。
立ち寄った三瓶のスーパーでの酒売り場で、高知の酒『酔鯨』が目に入った。
そういえば若いころ、高知の中芸海岸にイシモチやシマイサギを狙って釣行していたころ、当時全日本サーフキャスティング連盟高知協会長だった、岡宗三九郎先生(故人)には大変なお世話になったことを思い出した。岡宗先生は号を酔鯨とされていたような気がするので、この酒の銘柄を見て思い出した次第。早速720ml瓶を購入した。
四国滞在二日目は、懐かしい『酔鯨』を呑み終了とした。
続く
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