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大ギスとの因果関係&ダイワカタログ’89、’90
 我が家の風蘭(フウラン)が白い花を咲かせている。
 自生地は九州、四国、中国地方と暖かい地方に限られている。
 中国地方と言っても瀬戸内海のまんなかあたりの広島県では、わたしの知る限りでは自生していない。
 しかし、地図の上では広島よりも北に位置すると思われる島根県の温泉津あたりや隠岐島には自生している。(隠岐島では沖縄あたりにある着生ランのナゴランも自生しているからかなりのもの)
 これはやはり対馬暖流の影響と考えられる。
 キスの大きさも温度に比例していて、九州や四国で大ギスがでるのは周知のところ。そして島根県あたりでも、島根半島や隠岐島そして鳥取県の米子、京都府の宮津あたりでも、瀬戸内よりよっぽど大きなキスが釣れている。
 こんな地域では、少し山に入ってみればフウランの着生がみられるのではないでしょうか・・・。
 最近は瀬戸内も海温の上昇で、あちこちで大ギスが釣れ始めている。そうなると、今は岩国の城山くらいまで自生しているらしいフウランも、広島あたりにも着生を始めるのでは・・・・。

(富貴蘭とも呼ばれるフウラン)
 江戸時代には大名や豪商がこぞって変わり品を蒐集していたとのこと。ことに大名は駕籠の先にぶら下げて風流を楽しんだと本には書いてある。
 夕方にもなるとバニラ系のなんとも言えない甘い香りが漂う。
 
 今年は海の魚も異常気象のためか、なかなかムラがあるようだが、我が家のフウランも大株が6株あり、毎年どの株も花を付けていたが、今年は2株しか花を付けていない・・・・。

1989年、1990年のダイワ精工総合カタログ

1989年は84ページ、1990年は92ページ。
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2008/07/11 07:31 | 我が家の花ごよみ

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