今日、ある人からのメールで、「友人との話の中で、岐路に立ったときに、後悔とか迷ったことはないのか?」と聞かれ、
「確かに岐路に立ったとき、違う方向に進んでたらどうだったか・・・・・でも、自分で決めたことだから後悔はしていない」と答えたら、「相変わらずポジティブだな」と言われたそうな・・・・・。
私はどうだろう?
確かに親や他人から見れば、ムダとも思えるような【波乱万丈】の人生は送ってきましたが、どんなときでも【反省】はしても【後悔】はしていません。
例えば、先日のことですが、大学の名誉教授やお役所の方、大手出版業界の方々や各界の名士の方々、100人ちかい方々の前で、壇上に上がって【乾杯の発声】のご指名をいただきました。
軽口、ムダ口ならいくらでも喋れる私ですが、「諸先輩の方がたを前に はなはだ僭越ではございますが・・・・・」と、文字通り僭越も僭越をはるかに通り越した大役を・・・ご指名いただいたのです。
それでも、しり込みをしてお断りするということは【退化】の人生そのものなので、不安ながらもお受けしました。
本番は惨憺たる結果で、アオギス研究でお世話になっている、広島大学大学院の海野徹也先生に「小池さんがガチガチに上がっているのを初めて見ました」と言われ、私も「女性と話すときは上がることなどないのですが・・・・」「こいけ(小池)がこけい(固形)になってしまいました・・・・・・」と照れ隠しで、そう言いました。
この件など、私を指名してくださった方には、ご迷惑をおかけしたことは反省しなければいけませんが、「お受けしなければよかった・・・・」などと後悔はしていません。
私も長い人生、いろいろと岐路に立ったかもしれませんが、私が信じて進んできた道なので悔いはありません。
石原裕次郎の歌に、【我が人生に悔いはなし】というのがあり
「たったひとつの星をたよりに はるばる遠くへ来たもんだ 長かろうと 短かろうと 我が人生に悔いはない 夢だろうと うつつだろうと 我が人生に悔いはない 我が人生に悔いはない」
http://www.youtube.com/watch?v=HMxjcz2CbLY
と歌っている。
【一以貫之】の言葉が大好きで、この言葉を座右の銘として生きてきた私も、まさに【我が人生に悔いはなし】です。
明治期、薩摩出身の海軍大将上村彦之丞の書、 【一以貫之】の掛軸。
余談ですが、上村彦之丞海軍大将と私は誕生日が一緒です。