(昨日19日、我が家の前から見る雪景色)
お寒いついでに、面白くないお話を・・・・・・。
来年度は全日本サーフキャスティング連盟創立45周年になる。
私は1971年入会だから、来年は足かけで40年の在籍となる・・・・。
なぜ、かほど長きにわたり所属しているのか?
組織員の中には・・・・
大物ランク300号を埋めたい!
キャスティングで今よりもっと投げたい!
大会で優勝したい!
日本記録(連盟記録)を釣りたい!
などなど、いろんな目標、動機で加入・所属している方も多いと思う。
私の場合ひとえに『人間関係』だと思っている。
平成元年に、少しお身体が不自由になられた鴨谷計幸師は、時々ご自分で製本された『自分史』を作られていた。
〈風呂屋の釜〉では 『友情と親切に支えられ・・・』というタイトルの本で、「僕は趣味の釣りが嵩じて、本業そっちのけで各種の釣り団体の世話役やリーダーとなり、ほぼ二十三年間も「釣り三昧」の生活を送っていたのだが、K君も傘下のクラブの会長の一人だった。本来なら職種の異なる僕と彼では面識の有無さえ疑問だが、趣味の絆というかK君ともはや三十年近い交流が続いているわけ。」などと書かれている。
師の文章を引用させていただいたが、つまり私が言いたいのは、こうして結ばれた人間関係である。
今年度末の会員登録の中で、達人さんとは勤務先が一緒だったほか、少々仕事に関係があったのは、あとは徳兵衛さんだけ・・・。
残りの13人は、『釣り』という趣味を通じて同じクラブとして、親しくお付き合いを始めた方々です。
来年から入会される方がいみじくもこう言われました、「人間年を取るほど友人は少なくなる・・・、このままでは寂しい思いをするようになるのでは・・・」と、まったく仕事のしがらみのない、気楽にお付き合いできる友を求めて入会を決めたとのことです。
このご意見は、まさに我が意を得たり!!といった感じです。
こうして、私はいろんな職種、いろんなお立場の方々と身分に関係のない、気軽な(責任感はあります)お付き合いをさせていただいています。
昨日、ある方からお電話がありました。
彼は、私が小さい釣具店をやっている時に、彼女と一緒に何度か来てくれた好青年でした。
今はその彼女と結婚し、かわいいお嬢さん二人の良きパパになっています。
電話での話では、まるで奈落の底に突き落とされたような境遇から、2日目には神が微笑んだ・・・といった内容のお話でした。
きっと、彼の人柄の良さを神が見捨てなかったのだろうと信じています。我が事のようにうれしく感じた電話でした。
私も、同じような時代に同じ地域に住み、同じ趣味でつながった彼の電話は大変うれしいものでした。
まだまだ、趣味の釣りを通じていい友達をたくさん作りたいと思います。
それには、NHKラジオ深夜便のCDの中のお話、「人の悪口しか言えない人は成長能力の無い人であり、人の短所しか見えない人は、もう成長が止まった人だ」
「人の短所は誰にでも判るし、ひとの短所はいくら判っても偉くはないが、人の長所はなかなか見抜くことができない」
などの言葉をかみしめながら、楽しいお付き合いをして行きたいと思います。
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