30日午前中、カミさんとの買い物を済ませ、10時30分から久々の萩方面へと出発!
高速道路の通勤割引もなくなり、高速代もバカにならないし急ぐ旅でもないので、行きはオール下っ走りで行くことに・・・・・・。
聞くところによると、高速を使わないなら広島~加計~戸河内~松原~芸北町八幡~匹見~美都~益田~萩へのR191が一番早いルートらしい。
以前渓流釣りで西中国山地に通っていたころ、加計を通らずに田之尻というところから、県道303号線を走り井仁という集落を抜けていたので、それこそ30年ぶりくらいに、そのぐにゃぐにゃ道を登りました。
(上りきった山中に突如ひらけた井仁の棚田)
そこから天上山トンネルを抜け、戸河内から再度R191を走行。
(途中の山道に咲いていたツリフネソウ、ホウセンカのように種がパチン!と弾けます)
田万川の道の駅まで2時間と30分掛かりました。
ここで、出雲おろちサーフのトシくんとキミアキさんと「やぁやぁ」とご挨拶。
実は大田さんが26㌢のキスを釣ったけど、連盟認定スケールを忘れた・・・・・とのことなので、彼らに連絡をしてお借りした次第。
須佐の松崎八幡宮に並ぶ30数基の石灯籠。
説明板には、参勤交代で江戸から帰った益田家の当主が、無事のお礼にと代々寄進したと書かれていた。
さぁさぁ、最初の場所は萩の嫁泣き漁港。
楽しみな半夜釣り、少し早目の17時過ぎからやり始めたものの、二本バリ仕掛けを4回投げたうち7本ハリスをかみ切られました・・・・・・。
「ここはフグの巣かぁ」と言いながら、早々と竿を納めて奈古へ転戦。
18時過ぎから始めたが、最初のうちこそアコウ28㌢とマハタの同寸にセイゴが、《ダイワアオリマチィック》を「ジーーっ!」と鳴らしてくれたが、その後はゴンズイ10匹とチャリコが20匹くらい。
(ゴンズイのダブル・・・・・・・)
翌朝に期待して20時40分には、仮眠をするため竿を納めました。
ところが!!!
草むらでドアを開けたせいで、車の中に蚊が入っていて「プゥ~ゥン♪血ぃ吸うたろか」と耳元でささやき始めました(>_<)
あいにく蚊取り器は持ってきてはいないし・・・・・。
何年か前は、窮余の一策、車に積んでいたヘアースプレーを、羽音のする方にたっぷり吹き付けたら、羽が固まったのか?「プゥ~ゥン♪」は止まったのだが(^^ゞ
虫よけスプレーがあったので、顔回りにたっぷりと吹き付け、刺される心配は軽減したのですが羽音が気になる・・・・・・・・・。
そこで、いつも持参している耳栓をして寝ました(^_^)/
夜中の1時40分!耳栓で音は聞こえないのですが、車が大きく揺れ始めました!
暴走族でも来て、いたずらでもしているのかと思いきや、耳栓を外してびっくり!!!!
大風が吹いて車が大きく揺れています、急接近した爆弾低気圧の影響です。
とてもとても早朝4時からの釣りはできないし、少しでも風よけのある市街地へと移動しました。
半夜釣りとは言いながら、ひそかに夜明けに期待をしていましたが、強風と雨のせいで本当の半夜釣りになってしまい、餌のイシゴカイと青ゴカイ1700円は海の中・・・・・・・・。
(夜明け前の萩沖の大島)
このたび世界遺産に認定された恵比須ヶ鼻に来た観光バス、観光客も強風と雨に降りることができずにバスの中で説明を聞いていました。
(普段は波穏やかな萩漁港も波だっています)
(南からの強風なので、菊ヶ浜は比較的波静かです。見えるのは笠山、東洋一小さい火山だそうです)
(萩堀之内の土塀)
(萩藩の御船蔵跡)
(鶴江の渡し、対岸鶴江台まで渡し船があります)
時間になったので大田さんを迎え、田万川道の駅で休息した後、1986年6月8日に開催された大会で、大田さんが実寸30・2㌢のシロギスを釣った岡見須津(その浜は、今では埋め立てられ火力発電所になっているが)から、松原、古湊、三隅田の浦、福浦、吉浦と懐かしい釣り場を見ながら狭い旧道を走りました。
とくに吉浦の浜はいつ見ても素晴らしい景色。
折居の先からは、山陰自動車道(無料区間)に入り、浜田自動車道へと。
途中、突風にあおられて何度も何度もハンドルをとられそうになる(+_+)
なんとか無事に14時45分、広島駅まで送り届けることができました。