穴ぼこだらけの十方山林道。
雨が降れば、無数の水溜りができる。
その水溜りが濁っていれば、先行者の車が通ってまもないことを示している。
また、その水溜りから伸びる轍(わだち)の跡が、まだ濡れたまま自分たちの進行方向に向かっていると「あぁ~あ、先行者ありか・・・・・・」とがっかりしたものです。
渓流釣りでは、先行者が釣っていれば、その人を追い抜くことは、マナー上タブーとされているので、一本道でしか行けない、狙った場所に先行者があれば、その日の釣りはほぼNGなのです・・・・・・・・。
キノコ採りもそうです。
ススキなど背丈の高い草が、山の下側に揃ってむいているときは、下山する人がかき分けた証拠なので、当日の山へは一番乗りというわけで、逆に草が山側に倒れていたら自分より先に誰かが山に入っていると判るのです。
また、蜘蛛の巣が顔より下に張っていれば、当日は自分より先に山に登った人はいないと判断できます。
このように一番乗りを目指すには、勘をめぐらせていろんな情報をキャッチするのです。
渓流釣りにお話を戻すと、広島県の渓流解禁日は、めったに雪が残っていない4月1日の解禁でした。
そのころは、乾いた河原の石の上に、渓流タビの濡れた跡が付いていない限り、先行者が釣った後とは判らず、プラス思考で丁寧に仕掛けを流して、それなりの釣果を得ていました。
しかし10数年前から、3月1日の解禁となり、川沿いにはほとんど毎年のように雪が降り積もっています。
(先行者の足跡)
人間とは妙なもので、このように先行者の足跡があると、すっかりテンションが下がってしまいます。
雪が無かった4月のように、人の後でも丹念に探ればいいのですが・・・・・。
去年も今年も、他人の足跡の無い場所ばかり探して走り回ったので、釣るより走っている時間が長く、まったく思うような釣果は得られませんでした。
直前放流魚も見境無く釣っていたころは、かなりの数を釣っていましたが、鴨谷師がお元気な頃釣ったアマゴをお届けしたら、放流魚を見てお気に召さないご様子だったので、それからはできるだけ放流魚のいそうな【たるみ】では竿を出さないようにしています。(もう一つの理由は、放流魚がいる場所ばかり釣っていると、天然や前年居残り釣りが下手になってしまいます)
(放流魚も釣っていたころ)
今日も、先行者のいない場所を探しては歩きました。
幸い、【カンジキ】を持参していたので、あまり他人の入れない雪深い場所を釣り歩きました。
しかし、【大場所】を釣るのが下手になったのか、これはと思う場所を流しますが魚信がきません・・・・・。
18~20㌢もつれを4匹と14~15㌢のリリースサイズが2匹で、「今日は諦めよう・・・・・」と思ったころにこれが来ました
(尺には足りませんが、面構えがすばらしい29・5㌢のアマゴ)
何年か前に釣った尺近いサイズのアマゴは、引っ張られるままあちこち走り回りながらも玉網で掬いましたが、今回の場所は1・5mくらいの高さがあり、とにかく抜き上げるしか手段がありません・・・・・。
両手で拝むようなしぐさで竿を握り、「切れるなよ!」と、祈るような気持ちで何度も抜き上げを試みるが水面を切るのがやっと・・・・・・・。
5~6回目でなんとか抜き上げに成功しました。
(4~5年前に釣った28㌢のアマゴ)
ハリスは、DAIWAの【スペクトロンパワー渓流】の0・2号ですが、強いものですねぇ・・・・・・・。
ロッドは、かなり昔から使っている【VS 琥珀 本流 零】ですが、おそらく硬いロッドだったら0・2号のハリスが切れていたのではないか・・・・・と思います。
それまでは、あまりの不調に気も滅入っていましたが、この一匹で気分がよくなり「もうこれでいいや」となりました。
時計は10時を回り、おなかがすいたのでカミさんのお姉さんの家に行き、早目の昼食をいただく。
そのあしで、島根県浜田市金城町波佐にある【明治屋】に、予約をしていた名物の【サバ寿司】を引き取りに行きました。
(島根県金城町波佐にある明治屋。鴨谷師も毎日新聞の記者時代に、ここのサバ寿司を紹介している)
実は今回、田舎まで一緒に来るはずだったカミさんが、28日からインフルエンザに罹り、高熱に吐き気などで病院通い。
送り迎えに気をとられ、車のスモールライトをつけっぱなしで一晩ガレージの中に。
翌29日の朝、予約時間の30分前に車を出そうとしたらバッテリー上がりで大慌て
踏んだり蹴ったりで、今年の解禁日は【験(げん)が悪いからやめよう】と思っていましたが、去年の秋以来ご無沙汰の【明治屋のサバ寿司】がどうしても食べたくなったので、カミさんの容態が少しはよくなったのを確認して、朝の6時前から出かけたわけです。
(おいしい明治屋のサバ寿司、画像だけですみません)
わずか3時間あまりの釣りでしたが、もう少し大場所狙いの練習をしないといけない・・・・・・と感じました。
雨が降れば、無数の水溜りができる。
その水溜りが濁っていれば、先行者の車が通ってまもないことを示している。
また、その水溜りから伸びる轍(わだち)の跡が、まだ濡れたまま自分たちの進行方向に向かっていると「あぁ~あ、先行者ありか・・・・・・」とがっかりしたものです。
渓流釣りでは、先行者が釣っていれば、その人を追い抜くことは、マナー上タブーとされているので、一本道でしか行けない、狙った場所に先行者があれば、その日の釣りはほぼNGなのです・・・・・・・・。
キノコ採りもそうです。
ススキなど背丈の高い草が、山の下側に揃ってむいているときは、下山する人がかき分けた証拠なので、当日の山へは一番乗りというわけで、逆に草が山側に倒れていたら自分より先に誰かが山に入っていると判るのです。
また、蜘蛛の巣が顔より下に張っていれば、当日は自分より先に山に登った人はいないと判断できます。
このように一番乗りを目指すには、勘をめぐらせていろんな情報をキャッチするのです。
渓流釣りにお話を戻すと、広島県の渓流解禁日は、めったに雪が残っていない4月1日の解禁でした。
そのころは、乾いた河原の石の上に、渓流タビの濡れた跡が付いていない限り、先行者が釣った後とは判らず、プラス思考で丁寧に仕掛けを流して、それなりの釣果を得ていました。
しかし10数年前から、3月1日の解禁となり、川沿いにはほとんど毎年のように雪が降り積もっています。
(先行者の足跡)
人間とは妙なもので、このように先行者の足跡があると、すっかりテンションが下がってしまいます。
雪が無かった4月のように、人の後でも丹念に探ればいいのですが・・・・・。
去年も今年も、他人の足跡の無い場所ばかり探して走り回ったので、釣るより走っている時間が長く、まったく思うような釣果は得られませんでした。
直前放流魚も見境無く釣っていたころは、かなりの数を釣っていましたが、鴨谷師がお元気な頃釣ったアマゴをお届けしたら、放流魚を見てお気に召さないご様子だったので、それからはできるだけ放流魚のいそうな【たるみ】では竿を出さないようにしています。(もう一つの理由は、放流魚がいる場所ばかり釣っていると、天然や前年居残り釣りが下手になってしまいます)
(放流魚も釣っていたころ)
今日も、先行者のいない場所を探しては歩きました。
幸い、【カンジキ】を持参していたので、あまり他人の入れない雪深い場所を釣り歩きました。
しかし、【大場所】を釣るのが下手になったのか、これはと思う場所を流しますが魚信がきません・・・・・。
18~20㌢もつれを4匹と14~15㌢のリリースサイズが2匹で、「今日は諦めよう・・・・・」と思ったころにこれが来ました
(尺には足りませんが、面構えがすばらしい29・5㌢のアマゴ)
何年か前に釣った尺近いサイズのアマゴは、引っ張られるままあちこち走り回りながらも玉網で掬いましたが、今回の場所は1・5mくらいの高さがあり、とにかく抜き上げるしか手段がありません・・・・・。
両手で拝むようなしぐさで竿を握り、「切れるなよ!」と、祈るような気持ちで何度も抜き上げを試みるが水面を切るのがやっと・・・・・・・。
5~6回目でなんとか抜き上げに成功しました。
(4~5年前に釣った28㌢のアマゴ)
ハリスは、DAIWAの【スペクトロンパワー渓流】の0・2号ですが、強いものですねぇ・・・・・・・。
ロッドは、かなり昔から使っている【VS 琥珀 本流 零】ですが、おそらく硬いロッドだったら0・2号のハリスが切れていたのではないか・・・・・と思います。
それまでは、あまりの不調に気も滅入っていましたが、この一匹で気分がよくなり「もうこれでいいや」となりました。
時計は10時を回り、おなかがすいたのでカミさんのお姉さんの家に行き、早目の昼食をいただく。
そのあしで、島根県浜田市金城町波佐にある【明治屋】に、予約をしていた名物の【サバ寿司】を引き取りに行きました。
(島根県金城町波佐にある明治屋。鴨谷師も毎日新聞の記者時代に、ここのサバ寿司を紹介している)
実は今回、田舎まで一緒に来るはずだったカミさんが、28日からインフルエンザに罹り、高熱に吐き気などで病院通い。
送り迎えに気をとられ、車のスモールライトをつけっぱなしで一晩ガレージの中に。
翌29日の朝、予約時間の30分前に車を出そうとしたらバッテリー上がりで大慌て
踏んだり蹴ったりで、今年の解禁日は【験(げん)が悪いからやめよう】と思っていましたが、去年の秋以来ご無沙汰の【明治屋のサバ寿司】がどうしても食べたくなったので、カミさんの容態が少しはよくなったのを確認して、朝の6時前から出かけたわけです。
(おいしい明治屋のサバ寿司、画像だけですみません)
わずか3時間あまりの釣りでしたが、もう少し大場所狙いの練習をしないといけない・・・・・・と感じました。
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