例年この大会では萩方面に行っていました。
奈古や江崎、そして須佐辺りが好調な時はまずまず楽しめていましたが、どうも最近思わしくないので、今年は大田方面に行くことにしました。
そもそもこの大会、※初代広島協会長の故鴨谷計幸氏が、「全日本キスなど広範囲にわたって、どこでどんなキスが釣れるか?などの大会はあるが、落ちギスシーズンに組織だってのそのような大会がない」ということで、まず中四国で始められ、その後好釣り場を多く抱える九州も加わって、現在のように中四九となったのです。
※広島協会の初代協会長は、小西和人氏だと思われている方も多いと思いますが、小西氏は初代広島サーフの会長ですが、その当時は協会は無く、後に二代目広島サーフ会長の鴨谷氏の時代に協会ができたので、広島協会は初代会長は鴨谷氏となるわけです。このお話は生前鴨谷氏から直接お聞きしたので間違いはありません。
さてさて前置きが長くなりましたが、夏によかった大田市辺り、秋はどうだろう?と考えたのが、今回の大田行きを決めた理由です。
土曜日の昼前に家を出て、広島北インターから瑞穂インターへ。
瑞穂インターから県道を走り、邑南町矢上経由で国道261号線、川本町から大邑農道を抜けて県道31号線、そのまま石見銀山そばを抜けて大田市仁万へ。
仁万港で釣っている、出雲おろちサーフのトシくんとDaisukeくんと挨拶をしたのち、海を見ながら久手の国道9号線沿いにある山野草センターへ行き、オーナーとひとしきり山野草談義。
(火野正平の日本縦断こころ旅にも登場した、久手にある海に突き当たる県道286号線)
そこから久手海水浴場そばを通り、県道287号線を走って和江港へ到着。
投げてすぐにチャリコの餌食、「こりゃぁなんぼエサがあっても足りなくなるわい」と独り言。
右の魚市場への船道に投げると、キスがぽつりぽつりと来るものの、ロープや漁網が捨てられているのか?根掛かり率は5割と多い。
根掛かりを巻き取ってみると、ナイロンロープの切れ端が掛かってくる。
(和江港の夕景)
一旦仁万港に帰り、17時に到着したしまねえのみやサーフ女子部のお二人を釣り座へと案内し、私は波止の曲り角付近から釣るが、おいしそうなアナゴのみ。
アナゴはトシくんに差し上げて、寒いので早々と車中泊を決め込む。
翌朝、6時前から五十猛大浦港で一時間、しかしカワハギやフエフキなど磯系の赤ちゃんばかり。
再度和江に行く途中、逢浜海岸には7~8人のキャスターが・・・・・・・。
落ちギスが釣れているのかな?と気になりながらも、ひとまず和江港へと走る。
やはり前日と同じような釣況に嫌気がさし、ここも一時間でやめて仁万に戻ることに・・・。
帰り道の逢浜海岸、あれほどいたキャスターが一人もいなくなっている・・・・・・、ということは釣れなかったんだろうなと。
仁万港に帰ってみると、男性陣を尻目に女子部の二人はキスの24㌢(審査では1㌢くらい縮んでいたそうな)と、もう一人が石ガレイの42㌢を釣ったそうです。
(家事も何もすべてを忘れ、青空のなか目いっぱい楽しんでいた、しまねえのみやサーフ女子部の二人)
結局、お目当ての落ちギスは22㌢をかしらに10匹と、冴えない結果となりました・・・・・。
追伸 11月2日の似島での《初心者ファミリーフィッシング》、天気予報はあまり良くありません。
お手伝いの方、おととしから来てくださっているN原さん、去年からのしげぽんさんが確約となりました。