二日目25日、引き潮にはなったものの、まだ潮位の高いうちに・・・・・・と浦内湾へ。
(沖合には真珠いかだや、もっと沖には養殖場がある小島の入り江)
こんな場所にキスがいない方がおかしい・・・・・・・。
が、やっぱりおかしい・・・・・・?今日もチャリコなどの入れ掛かり。
昨日で懲りているので、今日は4~5投で止めることに。
(波止の際には、ブルーのお魚やハタタテダイが泳いでいる、写真には撮れなかったが、30㌢くらいのタカノハダイもいました)
昼ご飯を食べた【時春】さんのお話では、「下甑は大型は聞いていないが、キスは釣れているようだ」とのこと。
(里港から一本奥の筋を入ったところにある時春、アオリイカなどにはめっぽう詳しいオーナーが、おいしい料理を食べさせてくれる)
下甑ではキスが釣れているようだが、私はまだ一度もキスの引きを味わっていない。
仕方なくなまこ池で竿を出す。
ここなまこ池、25年くらいまえ鴨谷師とご一緒したときに、興味本位で竿をだしてみた場所。
当時の週刊釣りサンデーにこう書かれている。
「車で釣れて行ってもらった観光名所、長目の浜の内側にある海鼠(なまこ)池へ。ハリの数だけ釣るなら型は小さいがと案内してくれた湖。(中略)話通り投げれば連。型も15センチ以下のミニサイズで色もやや黒味をおびてスリム。数回投げて数十匹釣ってうんざり」が師の文章。
キスのアタリに飢えた私は、ここで5投。
(早巻きで、キスの口に掛けてはリリース、飲み込んだ4匹だけ参考のために持ち帰ることに)
型は当時と変わらず15㌢前後で、一匹だけ20㌢オーバーが釣れたところで納得。
中甑島の平良や、あちこち走り回ってみたがまだ時間は早いので、長目の浜の展望台の木陰になるベンチで一眠り。
(ガジュマル?の大木の木陰で一眠り。木の間越しに長目の浜が見える)
小鳥の声を聴きながら涼しい木陰で昼寝、なんという贅沢だろう・・・・・・。
そのあと、里の西の浜にある俳句の碑文を見て歩くことに。
(一回から十八回までの大賞と優秀賞が刻まれている)
早めにえびすやに帰って、風呂からあがってくつろいでいると電話が鳴り始めた。
二か月に一回の頼まれごとの校正、「21日に送ったけど、いつ返してくれるか?」とのこと。
家族も、一年一回のんびりとしている私が気に病むようではいけない・・・・と知らせなかったようで。
仕方ない、キスは釣れないし、雨は降るし、当初は28日土曜日の休日割引を利用してのんびり帰るつもりだったが、予定を早めて26日の深夜走行で帰ることに・・・・・・。
なんとも落ち着かない甑島での、最後の夜を迎えました・・・・・。